264: 衝突 ページ45
*
ルフィ「シーザーはどこにいるんだ？」
ナツ「さあ？」
腕を組み、首をかしげる二人に合わせ、ハッピーも腕を組んで首をかしげた。
ナツ「どこの部屋にも人はいないし。」
ハッピー「ていうか部屋が一つ一つ個室みたいだったし。」
ルフィ「やっぱあいつらの近くにいるのか？」
ナツ「一番それがありそうだな。よし、もっと奥まで行ってみるか！」
ルフィ「おお！」
ルフィの声で、二人は駆け出した。通路をどんどん奥へと進んだ、ある曲がり角で、ルフィは思わずブレーキをかけた。
ナツ「おぶっ！ どうした、ルフィ！？」
ルフィ「お前！」
ルフィの目線の先には、紫色のセミロングヘアに、ラベンダー色の瞳の少女がいた。不敵に笑う少女は、嬉しそうに口を開いた。
「久しぶり、ルフィ。」
ルフィ「ミレイ……！」
ハッピー「ミレイ！？」
ナツ「こいつが！？」
ミレイ「そうよ。私はミレイ。王女を捕らえるためにずっと彼女を追っていたの。その先でルフィ達と会ったのよ。」
身構えるルフィとナツを前に、ミレイは話し続けた。
ミレイ「二人の目的はわかってるわよ。シーザーでしょ？ パンクハザードでロー船長と一緒にいた時、あいつの技術力が私たちの作戦に使えると思ってね……少し前、さまよってる所を“保護”したの。」
ナツ「お前らの作戦ってのは、なんなんだ？」
ミレイ「絶対に教えない！ シーザーも渡さない！ 私たちの邪魔もさせない！ だからここで消えな！」
突如変貌し、ミレイの瞳の色が黄色へと変わった瞬間、床のタイルを破壊し、岩石が飛び出してきた。
ハッピー「うわあああ！」
ナツ「ハッピー！」
ルフィ「ミレイっ！」
ミレイ「ルフィ！ 私たちはもう仲間でも同盟でもないの、敵なの！ 敵を潰すのは当然のことでしょ！」
ルフィ「お前……」
ミレイ「サイドスパイク！」
ミレイが腕を交差させると、通路の左右から尖った岩石が姿を現し、ルフィ達を攻撃した。
ルフィ「このやろう！ こんなもん！」
ナツ「ルフィ！ こいつはオレに任せてハッピーと一緒にシーザーを探してくれ！」
ルフィ「いいのか？」
ハッピー「ナツを信じて！」
ルフィ「わかった！」
ミレイ「させるかあ！」
狭い通路を通らせまいと、ミレイは魔法で封じようとした。しかし、ナツの攻撃に続き、ルフィが自慢のゴムの身体でミレイの後ろへと伸び、突破は成功したのだった。
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ラフロイグ - さる吉さん» 青雉は覇気使いですからグレイがデビルスレイヤーになっても青雉の氷は操れないと思いますね！！青雉の方が歴戦ですから！！ (2019年4月2日 18時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - ラフロイグさん» 青雉出しました！ グレイは氷から色々な物を作って操る感じがある一方、青雉はどちらかというと凍結という感じなので……グレイがデビルスレイヤーになったら青雉の氷も操れる？？(脱線) 新元号の令和、なんだか良い響きですね。 (2019年4月2日 1時) (レス) id: 98a1d46b4e (このIDを非表示/違反報告)
ラフロイグ - さる吉さん» 出ましたね！！青雉が！！グレイは同じ氷使いとして青雉をどう思うのか気になりますね！！後日本でとうとう新しい年号が決まりましたな！！命和でしたっけ？？ (2019年4月1日 18時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - ラフロイグさん» ひぇー大丈夫ですかね…… (2018年12月26日 16時) (レス) id: 98a1d46b4e (このIDを非表示/違反報告)
ラフロイグ - さる吉さん» ワンピースの原作ではルフイがカイドウに捕まりました！！ (2018年12月23日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さる吉 | 作成日時：2017年10月1日 13時
