244: 病人の介抱 ページ24
*
沈黙を破るべく、一夜が提案した。
一夜「今は目的に集中するべきだ。サンジ君、ロー君、ビビちゃん。シーザーという男と、ミレイという少女はおそらく共にいる。君達をこちらに飛ばしてきた彼女は、おそらく君達を元の世界へ戻す手段も知っている。つまり、彼女を見つける事ができれば、帰る為の手がかりを得ることができるかも知れない、という事だね？」
頷きながら、サンジは答えた。
サンジ「そういう事だ。」
ロー「とっとと戻って、奴を……」
ビビ「何のことかはわかりませんけど、私情を挟むのは一旦無しにしましょう。今はその、シーザーという男を探して、帰る手段を探す事が大切です。」
チョッパー「ビビのいう通りだ！」
ルフィ「よし、お前ら、気合い入れて行くぞ！」
「おおー！！」
*
*
*
その頃、スティングの家では……
レクター「Aさん、おかゆです！ 食べてください……」
差し出されたスプーンから、Aは目を逸らした。
A「ううぅれくたぁ……食べたくないぃ……」
レクター「食べないと治りませんよ！ さあ！」
A「いやぁ……」
近づけられたスプーンから逃げるように、Aは布団の下に潜った。
その様子を見たスティングは、ため息を吐いた。
スティング「参ったなあ……」
熱の影響か、食欲が湧かないAに、何かを食べさせようとレクターが格闘しているのだが、Aは一向に食べる素振りを見せない。困り果てたレクターは、スティングに助けを求めた。
レクター「どうしましょう……」
スティング「んー……最悪は口移しするか……？」
A「かぜうつっちゃうからぁ、それはだめぇ。」
スティング「じゃ食え。」
A「やらぁ……」
頑なに拒否するAに、スティングは諦めた。
スティング「ダメだこりゃ。時間置こう。」
レクター「それでは治りませんよ。」
スティング「んじゃ最悪は口移し。」
A「だぁめぇ……」
スティング「んでこうなる。」
レクター「はあ……では、ここに置いておきますので、お腹が空いたら、ちゃんと！ 食べてくださいね。」
お粥をベッドの横のテーブルに置いたあと、レクターはスティングと共に部屋を後にした。直後、お粥を見る間もなく、Aは眠りに落ちたのだった。
245-1: 夢の景色… *夢主視点*→←243: ミレイという女
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ラフロイグ - さる吉さん» 青雉は覇気使いですからグレイがデビルスレイヤーになっても青雉の氷は操れないと思いますね！！青雉の方が歴戦ですから！！ (2019年4月2日 18時) (
レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - ラフロイグさん» 青雉出しました！ グレイは氷から色々な物を作って操る感じがある一方、青雉はどちらかというと凍結という感じなので……グレイがデビルスレイヤーになったら青雉の氷も操れる？？(脱線) 新元号の令和、なんだか良い響きですね。 (2019年4月2日 1時) (レス) id: 98a1d46b4e (このIDを非表示/違反報告)
ラフロイグ - さる吉さん» 出ましたね！！青雉が！！グレイは同じ氷使いとして青雉をどう思うのか気になりますね！！後日本でとうとう新しい年号が決まりましたな！！命和でしたっけ？？ (2019年4月1日 18時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
さる吉(プロフ) - ラフロイグさん» ひぇー大丈夫ですかね…… (2018年12月26日 16時) (レス) id: 98a1d46b4e (このIDを非表示/違反報告)
ラフロイグ - さる吉さん» ワンピースの原作ではルフイがカイドウに捕まりました！！ (2018年12月23日 16時) (レス) id: 355b3beae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さる吉 | 作成日時：2017年10月1日 13時
