喧嘩ドッキリしてみた3 ページ4
・
掴みかかりそうな勢いで怒っていたマサイと反省の色がなく、「じゃあ保存しとけばよかったじゃん!」と逆ギレするモトキ。シルクが仲裁に入る。ぺけとダホちゃん、ザカがかなりワタワタしてて、ダーマはびっくりした顔で見てる。
マ「あったまきた!」
かなり棒読みな捨て台詞を吐いて部屋を出て行くマサイ。あまりの棒読み加減に分かってる俺らは笑いそうになるけど他のメンバーは本気で怒ってると思って全然気に留めてない。マサイ怒んないからなあ。適任だったな。
ン「と、とりあえずモトキはマサイに謝ったほうがいいんじゃない…?」
半泣きになりながらモトキに提案するダホちゃん。
モ「これ俺が悪いの?」
シ「まぁ…マサイも開きっぱなしなのは悪いだろ」
ザ「よく分かんないけどマサイが10:1で悪いわけじゃないんだから謝ったほうがいいと思う」
『いや1どこからきたんだよ』
いつもみたいに笑いながら突っ込んで我に帰る。やばい、今はドッキリ中だった。シーンとなる部屋。シルクが鼻水を拭くフリをして二の腕を口に押し付けて笑いを堪えている。すまん、シルク。
ダ「…謝れ!謝るんだ!モトキ!」
突然あしたのジョーのように叫ぶダーマについに笑いが堪え切れなくて俺とシルクとモトキは笑ってしまった。
ン「…なんで笑ってんの?」
『いやっ…ダーマお前…ふふふ』
シ「アハハッ!!ダメだ俺もう無理だ我慢できない」
モ「もういつも意味わかんねーんだってお前はあ〜」
頭にハテナを浮かべた4人。面白い。いい顔してるなぁ。そう思っていると部屋のドアが開いて、そこにはドッキリ大成功のパネルを持ったマサイが現れた。
ン「うっわ〜〜!!」
ザ「えっ!!まじでビビったんだけど!」
ぺ「えー!?おかしいと思ったんだよ!」
ダ「はぁーー!?」
4人が一斉に叫んで至る所に置いてあるカメラを探す。
ダ「うわ、カメラあった」
ザ「こっちにもある!」
ン「なーーんだよーーー!!ほんとに焦ったからぁ!」
ぺ「もう俺ほんと一瞬で色々考えたからね!どっちが抜けたらどうしようとか!」
『そこまで!?』
マ「いえーーーい!!大成功〜!!」
『大成功じゃねーよ!お前棒読みすぎだから!』
モ「俺とモンまじで笑い堪えてたからね!」
シ「えードッキリの結果、モトキとマサイが喧嘩したらみんなビビる!でした!」
ン「ビビりすぎてお腹すいたわ!ご飯いこ!!!」
『はは、ごめんねダホちゃん』
end
35人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
皐月 - 面白いです。子の続きが早く見たいです (2018年5月28日 18時) (レス) id: a48c51a2e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヤマダ | 作成日時:2018年1月6日 22時