大切なのは ほうれんそう # 4 ページ28
最後のシルクのシュートのおかげで、私たちのチームが勝った。
そしてその後、チームを変えてさらにまたゲームをしたり、フリースロー対決をしたりととても楽しんだ。
行きはだほちゃんの都合で現地集合だったけど、帰りはみんなでFischer's号に乗って帰宅。
そんな現在の帰りの車内はほぼみんな疲れ果ててよく眠っていて、起きているのは私と運転手のだほちゃんくらい。
助手席の窓から見える夕日がとても真っ赤に輝いていて「綺麗だね。」だなんて、だほちゃんに呟いてみたりして。
ン「Aも寝ていいよ〜？」
「んーん、寝れないだけ。」
ン「興奮収まらずって感じ？笑」
「まぁそうかもね、笑」
いや、そうではない。あの時にやってしまった突き指が痛すぎるのだ。
上手く隠しながらここまでのりきったものの、ゲーム中はボールが触れる度に激痛が走り、本当に大変だった。
今も気づかれないようにパーカーの袖で、青白くなっている指を隠して。
ン「あ、そういえば！マサイとぺけたん、帰り事務所寄らなきゃとか言ってなかったっけ？」
「あ、そう言われてみれば...。」
ン「ちょうど事務所近くだし、そろそろ起こそっか。」
そう言われて頷き、後部座席の方を向いて、「マサイくん」「ぺけたん」と彼らの名前を小さく呼んだ。
.
.
.
無事に起きたマサイくんとぺけたんを事務所に送り、それから ざかちゃん、もっきゅん、ダーマの順にそれぞれ家まで送り届けた後、最後に私とシルクが車を降りた。
ン「じゃあ、また明日〜」
「また明日〜！」
シ「気をつけて帰れよ〜」
Uターンをして、帰っていくだほちゃんを2人で見送り、マンションの中に入ってエレベーターに乗る。
シ「楽しかったな！久しぶりのバスケ。」
「そうだね！楽しかった〜」
シ「... あ、そういえばA。ちょっと俺んち寄ってけ。」
何かを思い出したかのように言うシルク。
「え？なんで.... ってシルク！」
私の言葉を聞かず、腕をがっしりと掴んでエレベーターを降りたあと、そのまま部屋へむかうシルク。
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もっち - ピンクが多めでいいでしゅね(←変態) (2019年7月24日 10時) (
レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
もっち - いい小説です(上から目線失礼しますw)求めていたのはこういう小説でございます！良き…！ (2019年7月24日 9時) (レス) id: f5d566c6da (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月（ダホマサモトシル）(プロフ) - らたさん» え！まさかの仲間がいた！ (2019年7月15日 9時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
らた - いらない話だと思いますが、私もバスケで突き指して剥離骨折なりました笑 だから見た瞬間え！？ってなりました笑 (2019年7月15日 0時) (レス) id: ba9ac53428 (このIDを非表示/違反報告)
星空夢月（ダホマサモトシル）(プロフ) - Azuさん» そうなんですよ！書く方によって変わるんで楽しめるんです！ (2019年5月5日 22時) (レス) id: 335f3bf1dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春 。 | 作成日時：2018年12月9日 18時
