赤魚との話。# 2 ページ5
ダ「あ、こいつンダホ。仲良くしてやって?」
ン「よ、よろしくお願いしますッ!」
「よろしくお願いします...。」
シ「なんでお前らそんなに堅苦しいんだよ。笑」
あはは、と笑い「もっとラフに行けよ〜」と私とンダホくんの肩を軽く叩く。
シ「じゃ、バスケやるか!」
そう言って、バスケットボールを手に取り、急に私にパスをしてきた。
「わぁっ、」
シ「ほら、ドリブルしてダーマにパスだして?」
言われるがまま、どんどんとドリブルをしてパスを出してみる。
あまり触ったことのないボールは思わぬ方向に行くかと思いきや...。
真っ直ぐにダーマの胸の方へと行き、がしっとキャッチされる。
シ「いいパス出せるじゃん、A!」
振り返るとぐっと親指を立てて、にっと笑っているシルク。
今まで褒められたこともないことを褒められてなんだか変な気持ちになる。
.
.
.
シ「お前〜〜、すげぇじゃん!!」
そう言って、自分のことのように嬉しそうに笑いながら私の肩を抱くシルク。
ダ「まさか、お前がこの数時間でシルクからボール奪えるようになって、レイアップからスリーポイントまでできるようになるとはな。」
ん、とぶっきらぼうに冷たいペットボトルのお茶をおでこにあて、渡してくるダーマ。
「それは私も思う。」
ン「Aちゃん、本当に初めて??笑」
「というか、運動は殆ど苦手です...。」
ン「絶対嘘だよ!笑」
でも、自分でも嘘何じゃないかって思うくらいに初めて卓球以外の運動を楽しいって感じた。
シ「よし、明日はサッカーするか!」
ダ「サッカーならザカオとモトキだな。」
ン「なんか新しいことするってワクワクするよね、Aちゃん!」
ニコニコと笑って「明日も遊べるの楽しみだ〜」と言うと、ごくごくとスポーツドリンクを喉に流し込むンダホくん。
明日がこんなにも待ち遠しいなんて、いつぶりだろう。
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霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンします!プロポーズの回はいつ見ても感動....!!!次の話はどうなるんだろう...?楽しみにしてます! (2018年9月14日 16時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ヤバイ…… (2018年9月11日 20時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 次の話、めっちゃ楽しみ! (2018年8月14日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - めっちゃ感動...これからもよろしくです!あと、リクです!カムチャツカ半島ゲームやってみたってお話お願いします! (2018年8月12日 14時) (レス) id: c05eccd61c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ松 - これからのお話も楽しみです! (2018年8月11日 7時) (レス) id: 79b73baa10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小春 。 | 作成日時:2018年5月29日 19時