幸せすぎる朝。 ページ28
眩しすぎる太陽の光で目を覚ます。
こうして、マサイくんに抱き寄せられ、彼の温もりに包まれた胸の中で迎える朝は何度目だろうか。
なのに、今日はいつも以上にとてつもない幸せを感じる。
「おはよう、マサイくん。」
マ「おはよう、A。」
そう言って2人で微笑み合えば、頭を撫でられ「起きようか。」と触れるくらいのキスをされる。
同時に起き上がり、先頭を歩いてドアノブに手をかけたマサイくんを私は引き止めた。
「... ね、マサイくん。」
マ「ん？」
「私、とっても幸せ。」
マ「俺も、Aのおかげで幸せ。」
「好きだよ、大好き。」
その一言を噛み締めて言うと、私はつま先を立てて、めいいっぱいに背を伸ばしてマサイくんにキスをした。
マ「あー、本当に可愛い。」
そう、ぼそっと呟くと私の顎を掴んで上を向かせ、深い深いキスをした。
.
.
.
まさかそのまま、ベッドに逆戻りしてしまうとは思わなかった。
「もう、私たち朝から何してんだろ。」
マ「Aが可愛すぎるから。」
「はいはい。笑」
照れ隠しに適当に返事をして、下ろしていて首周りが蒸し暑くなっていた髪を結んだ。
「マサイくんはどうして、私と結婚しようと思ったの？」
マ「Aのことが好きすぎて、これから先もずっと一緒にいたいって思って。それにA以外と幸せになるつもりなかったし...。」
「そっかあ...。嬉しい。」
マ「そういう、AはなんでOKしたの？」
「んー、マサイくんとなら50歳になっても、80歳になっても、楽しくて幸せな日々が続くなあって思ったの。それにね、1番最初も1番最後もマサイくんが良かった。」
マ「そんなこと思ってたのか。」
「ふふ、恥ずかしいけどね。」
そう言って、ベッドの端の方にあった寝巻きのTシャツとズボンを拾って着ると、逃げるように寝室を出て顔を洗いにむかった。
しばらくして後を追うように洗面台に顔を出し、顔を拭いていた私を後ろから抱きしめたマサイくん。
マ「... 男の子と女の子がいいな。」
「何が？笑」
マ「俺とAの子供。」
「うん、男の子と女の子いいね。」
マ「俺はいつでもいいんだけど。」
そう耳元で囁くから「そうだねぇ」って流したら「本気だし。」て口を膨らまして拗ねられた。
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霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンします！プロポーズの回はいつ見ても感動....!!!次の話はどうなるんだろう...？楽しみにしてます！ (2018年9月14日 16時) (
レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ヤバイ…… (2018年9月11日 20時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 次の話、めっちゃ楽しみ! (2018年8月14日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - めっちゃ感動...これからもよろしくです！あと、リクです！カムチャツカ半島ゲームやってみたってお話お願いします！ (2018年8月12日 14時) (レス) id: c05eccd61c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ松 - これからのお話も楽しみです！ (2018年8月11日 7時) (レス) id: 79b73baa10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春 。 | 作成日時：2018年5月29日 19時
