お酒は飲まれないように。�� ページ16
マ「ちょ、A！お前、知らぬ間にどんだけ飲んでるんだよ...！」
「んー、美味しかったからあ...？」
マ「あー、もうだめ！その缶離して。」
「やだ〜」
マ「酒弱いんだから、そんなに飲んだら気持ち悪くなるぞ。」
私の手から缶を奪い取ろうとするマサイくん。
まだ飲む、と抵抗してぎゅっと握りしめたものの、酔いが回ってきている手にはそれほど力は入らず、缶は切なくキッチンへ運ばれた。
お酒を置いて戻ってきたマサイくんは私の隣に座ると、今取り出してきた冷たそうなビールを開けて、喉を鳴らしながら美味しそうに飲んだ。
この姿がお風呂上りで濡れた髪の毛と、首にかけてあるタオルと良く似合う。
マ「... ぷはぁ。」
「ねえ、Aも飲むｯ！」
マ「だーかーらー、Aは飲みすぎ！」
「ほろよい2本飲んだだけだもん...。」
マ「Aにとってほろよいは、もうほろよいじゃないからな。」
「うるさい〜」
マ「はいはい。」
そう私の言葉を流して、ビールを口に含むマサイくんの唇に、私は自分の唇を押し当てた。苦いけど美味しい。
マ「んｯ...！」
隙間から流れてくる液体が少しずつ喉を通り、しばらくすると無くなっていた。
マ「何してんの、A。」
「美味しかったよ、マサイくん。」
マ「... もっと飲ませてやろうか。」
マサイくんの目付きが変わった。鋭くて、獲物を見つけたかのような目。
ビールを含んだ口が重なって、また隙間から液体が喉を通り、時々唇から溢れた液体が首からゆっくりとつたい、胸元へ落ちていった。
唇が離れるとマサイくんは、残り半分くらい残っていたであろうビールを一気に飲み干し、缶を手でぐしゃりと潰した。
そのままソファに押し倒されると、ちゅちゅ、と短いキスがたくさん角度を変えながら降ってくる。
マ「そのとろんとした目、そそられる。」
そう言うとマサイくんは瞼に優しくキスをした。
マ「その酔って真っ赤にするほっぺも。」
なんてまた同じように、マサイくんは同じような言葉を繰り返して、指や足、お腹や首、胸、体の至る所にキスを落とした。
キスをされている間にいつの間にか、服は全部脱がされていたらしい。
お酒は飲まれないように。�� ※PINK※→←どう、似合う？
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霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンします！プロポーズの回はいつ見ても感動....!!!次の話はどうなるんだろう...？楽しみにしてます！ (2018年9月14日 16時) (
レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ヤバイ…… (2018年9月11日 20時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 次の話、めっちゃ楽しみ! (2018年8月14日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - めっちゃ感動...これからもよろしくです！あと、リクです！カムチャツカ半島ゲームやってみたってお話お願いします！ (2018年8月12日 14時) (レス) id: c05eccd61c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ松 - これからのお話も楽しみです！ (2018年8月11日 7時) (レス) id: 79b73baa10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小春 。 | 作成日時：2018年5月29日 19時
