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素直に。 ページ12

「... ふぁ、」




目を覚ますと隣にいたのはダーマではなく、仕事から帰ってきたマサイくんだった。


随分と昔の夢を久しぶりにはっきりと見た気がする。


思い出したくないことも、懐かしい思い出も。


なんて考えていると、急に「A...。」と抱きしめられる。





「どうしたの、マサイくん?」

マ「Aが泣いてるから。」

「... 懐かしい夢を見てたの。」





マサイくんは何かを察したのか、涙を拭くついでにうっすらと残るあの頬の傷を撫でた。


いつの間に泣いてたんだろう。


目をゴシゴシと擦ると、涙が指について少し濡れた。






マ「そっか、吃驚した。」


「... ねぇ、マサイくん。」


マ「なーに、A?」


「好きだよ、大好き。」


マ「急にどうしたんだよ。笑」


「心地いいこの温もりと、心臓の音がもう私には欠かせないみたい。」


マ「俺も。」


「私なんかに恋してくれて、愛してくれて、ありがとうね。」


マ「... なに、A。今日どうしたんだよ。」


「ううん、何でもない。」


マ「... なあ、A。」


「なぁに。」


マ「愛してるよ、今もこれからも。」





そう言うと、優しく唇を重ねた。


愛をお互いに確かめ合うように。





____________________





長かった過去編もこれにて終了です。


長らくお付き合い頂き、本当にありがとうございました!!!


長すぎてもうなんだか話がわけわからなくなりつつあります。すいません...。


次の話からは普通の話に戻ります。

おはよう。→←青魚との話。# 3



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霜月(プロフ) - めっちゃキュンキュンします!プロポーズの回はいつ見ても感動....!!!次の話はどうなるんだろう...?楽しみにしてます! (2018年9月14日 16時) (レス) id: 6f905307eb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - ヤバイ…… (2018年9月11日 20時) (レス) id: ce8c189a04 (このIDを非表示/違反報告)
シュシュ - 次の話、めっちゃ楽しみ! (2018年8月14日 9時) (レス) id: 8e98ba77aa (このIDを非表示/違反報告)
みるくきゃらめる - めっちゃ感動...これからもよろしくです!あと、リクです!カムチャツカ半島ゲームやってみたってお話お願いします! (2018年8月12日 14時) (レス) id: c05eccd61c (このIDを非表示/違反報告)
まゆ松 - これからのお話も楽しみです! (2018年8月11日 7時) (レス) id: 79b73baa10 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小春 。 | 作成日時:2018年5月29日 19時

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