16話 ページ18
囚人たち「ぐ…お…」「つぇ……」「く…」
試験官〔まさか、あれだけの人数を…〕
『念を使わずとも、全然倒せる相手だったね。
でも流石に、あの人数全員を相手するのは疲れるな…
ヒソカ!そっちは?』
ヒソ「こっちも片付いたよ♤」
囚人たち「ちく…しょぅ…」「…かはっ…」
試験官〔たった2時間たらずで片付けてしまうとは…〕
『あら、最後までトドメを刺していないなんて珍しい』
ヒソ「この位の強さの奴なんて、殺す価値もないよ♣」
『ま、確かにね』
試験官〔(この2人…
ヒソカのことは、昨年の試験で聞いてはいたが、あの女…
とんでもない強さをもっているな)〕
試験官〔おみごと!課題クリアだな〕
『ふん、よくいうわよ。
たくさんの囚人を出してくれちゃって
この課題、私たち以外だったら死んでたんじゃないの?』
ヒソ「俺は、Aと共闘できて楽しかったよ?
やっぱり、俺と君は相性いいね」
『うるさい、だまれ』
試験官〔(汗)
では、次の課題に進んでもらおう〕
((ゴゴゴゴ
2つの扉が開く。
試験官〔2人で進むのはここまで。
1人ずつ、どちらかひとつの扉を選び進んでくれ〕
ヒソ「残念♤
もう少し、Aと一緒にいたかったな♡」
ヒソカは残念そうな顔をうかべる。
『やった!ヒソカから解放される!!』
Aは、ガッツポーズをする。
ヒソ「……少しは寂しがってくれよ♣」
『いやよ。あんたといると、生きた心地がしない。
じゃあ、私は右の扉にするから、じゃーね♪』
Aは、早々に扉に向かい、ここを去ってしまった。
ヒソ「素直じゃないね」
ヒソカは、左の扉へ進む。
ヒソ(早く終わらせて、Aを見つけよう)
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作者名:Luna | 作成日時:2018年12月10日 22時