つづき。 ページ8
.+*:゚+。
はぁ、俺だってずっとここで不貞腐れてるほど女々しくない。
立ち上がり、しょうへいの元へ向かう。
『大丈夫?』
「おう…。おま、藤原樹!なんで先帰るんだよ!しかもなんだ浮気野郎って!俺浮気なんかしてねえし!」
あれ?前言撤回。こいつ俺より全然馬鹿だわ。
『なんだよお前。やっぱ馬鹿だな。』
「は?!」
『はい、馬鹿なしょーへーに問題。なんで俺は先に帰ったでしょーか。』
「だから俺はそれを、」
『分かるまで俺に引っ付いちゃダメね。』
「はー?!何その鬼畜!」
『馬鹿なしょーへーが悪い。』
「んだよ…」
なんで分かんないの。嫉妬だよ。
「えー、コンビニ行きたくなった?」
『マンションの近くにコンビニねーじゃん。』
「風呂入りたかった?」
『夏じゃないんだから。』
「わかった!タピオカミルクティーだな?!」
『ちげーわ。それならお前と一緒に行かなきゃ楽しくないじゃん。』
「っ、ちょっとキュンとさせんなよ!」
「…なぁ、手も繋いじゃダメなの?」
『、…だめ。』
あっぶない、危うく握りそうになったわ。
「ほんとにわかんない、俺、このままわかんなかったら一生お前にひっつけないのかな…」
、くそ、馬鹿だけど可愛いな。腹立つわ。
1回冷静になろ。
お茶でも取りに行こうと立ち上がると、
「へへっ、隙あり!」
しょうへいが飛びついてきた、
『はぁっ!?っ、ちょ、』
なんだこいつ可愛すぎんだろ、!
『…はぁ、もういいわ、俺も一生お前と引っ付かねえとか無理だし。』
俺のちっさい嫉妬なんかよりこいつを好きな気持ちの方が余裕で勝ったわ。
全部伝われという気持ちを込めて強く抱きしめ返す。
「ははっ!俺の勝ちだ!」
小学生かよ。俺の負けだわ。
こんな馬鹿なヤツ可愛いと思うとか、俺もいつからおかしくなったんだろ。
…俺もお前も、このまんまでいいか。
(海青からきいたぞ!お前嫉妬したのか?)
(は?人に聞くとか無いから。罰として今日はちゅーなし。)
(なに!?嫉妬するとか可愛いと思った俺が馬鹿だったか…)
(ほんと馬鹿。お前の方が可愛いし。)
(なっ?!!)
゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・。゚・*:.。..。.:*・''・゚・*:.。..。..。.:*・''・゚・*:.。..。.
リクエストありがとうございました。
樹くんもちょっと馬鹿な感じがいいなと思って書きました。いかがでしたでしょうか。
どうぞ、感想もお寄せください。
ラッキーランペ(思い浮かべる、又は想像すると良い。)
やましょの白ネイル
417人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白湯 - みおさん» コメントありがとうございます。ごめんなさい、この作品あと少しでお話がいっぱいになるので、完全にいっぱいになったら公開しようと考えております…ですので、完結するまでお楽しみいただければと思います♪ (2020年4月23日 16時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも楽しみにしています!特にじんりくが好きです!宜しければ続編のパスワード教えて欲しいです!応援してます! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 863bec0055 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - alannaさん» ありがとうございます。いつまこ絶賛推奨中です笑これからも更新楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2020年4月23日 9時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
alanna(プロフ) - 白湯さん» 感想遅くなりすみません!今回のいつまこも最高です…!書いていただきありがとうございました!!またよろしくお願いします!! (2020年4月23日 0時) (レス) id: 8cb09a8e83 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - 向日葵さん» ごめんなさい、この作品あと少しでお話がいっぱいになるので、完全にいっぱいになったら公開しようの考えております…ですので、完結するまでお楽しみいただければと思います♪ (2020年4月22日 23時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白湯 x他1人 | 作成日時:2020年4月3日 18時