いつき × ほくと (裏あり) ページ30
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『…酷い顔。』
「誰のせいだと思ってんの!」
このやり取りを説明するには、ちょっと時間を巻き戻す必要があるかな。
遡ること数時間前。
久しぶりに俺の家に来た北人さん。
正直気合い入ってんな、って思うぐらい今日の北人さんの格好はかわいい。そこらの女の子より絶対。
調子乗るから言ってやんないけど。
ってのは関係なくて、久しぶりに家に来たんだし、ちょっと意地悪してやろうと思い立ってしまった(自覚あり)俺がしたのは、すごくまあ単純なんだけれども、マースにばっかり構うってこと。
…在り来りとかいうなよ。悲しいじゃん。(
『マース〜かわいいなぁ』
北人さんも可愛いけど。
「いつきぃ…」
ということで、今北人さんは完全に不貞腐れてる。ほっぺ膨らましてる。そういうところだとは思うよ、ほんとに。
俺に構ってもらおうと、ぺたぺた触ってくる。
それでも反応しない俺にちょっとソワソワし始めた。
「ねえ!樹!」
『なんですか?』
「…、なんでもない。」
んー、さすがに構ってとは言ってくれないよな。
だめだ。泣きそう。ここらでやめるか。
『ふふ、冗談ですよ北人さん。』
「…樹のばか!」
『酷い顔。』
「誰のせいだと思ってんの!」
『マースに嫉妬したんですか?笑』
「っるさい、!年上をからかわないの!」
『そんな顔しないでくださいよ。可愛い顔が台無しじゃないですか。』
「かわっ?!」
『ふふ、かわいい。』
「もー…」
正面から抱きついて俺の胸に顔を埋める北人さん。しばらく何も喋らないから、少しの心配を込めて名前を呼ぶと、
「…おれにも、構えよ…」
埋めている顔を真っ赤にしながら、消え入りそうな声で話す北人さん。っ、可愛すぎやしないか。ちょっと悔しいから意地悪してやる。
『ふふ、いいですよ?じゃあマースとは出来ないイイコト、しますか?』
「…うん。」
は?
顔赤くして拒むと思ったのに、
了承しちゃったら、していいってことなんだけど?
ほんと、ここまで可愛いと調子狂う。
その一瞬に、理性が切れた音がした。
すっと手で顎をクイッとあげ、すくい上げるようなキスをする。
北人さんの柔らかい下唇を、ちゅ、ちゅ、と貪るようにキスをすると、荒くなってくる息遣い。
舌で北人さんの舌をわざとくちゅ、と音を立てながらいやらしく絡める。
.+*:゚+。.
ラッキーランペ(思い浮かべる、又は想像すると良い。)
やましょの白ネイル
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白湯 - みおさん» コメントありがとうございます。ごめんなさい、この作品あと少しでお話がいっぱいになるので、完全にいっぱいになったら公開しようと考えております…ですので、完結するまでお楽しみいただければと思います♪ (2020年4月23日 16時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも楽しみにしています!特にじんりくが好きです!宜しければ続編のパスワード教えて欲しいです!応援してます! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 863bec0055 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - alannaさん» ありがとうございます。いつまこ絶賛推奨中です笑これからも更新楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2020年4月23日 9時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
alanna(プロフ) - 白湯さん» 感想遅くなりすみません!今回のいつまこも最高です…!書いていただきありがとうございました!!またよろしくお願いします!! (2020年4月23日 0時) (レス) id: 8cb09a8e83 (このIDを非表示/違反報告)
白湯 - 向日葵さん» ごめんなさい、この作品あと少しでお話がいっぱいになるので、完全にいっぱいになったら公開しようの考えております…ですので、完結するまでお楽しみいただければと思います♪ (2020年4月22日 23時) (レス) id: 9c34a0c761 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白湯 x他1人 | 作成日時:2020年4月3日 18時