つづき。 ページ44
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すると北ちゃんは、さっきまですっとぼけていた顔をニヤーーっと緩めた。
「俺が他の人といて、嫉妬しちゃう大樹さん可愛いなって。」
『…え、分かってんじゃん。』
「え？わざとですよ？」
『は？』
「ん？」
イマイチ俺が理解出来ていないのに対し、北ちゃんはニッコリ微笑んでいる。
…それはそれは、まるで悪魔のように。
『はぁああああ？！おい吉野北人！何してくれてんの！こっちは本気でしt…じゃなくて怒ってたんだけど？！』
「嫉妬ですよね。」
『ちがう。文句。これは嫉妬じゃないよ残念だったね吉野北人。』
「へへっ、恥ずかしいんだ〜。」
あまりの驚きで立ち上がった俺を、一切動揺することなくニヤニヤと見つめる北ちゃん。
「大樹さん、俺の演技にバッチリ騙されてましたね〜。」
『それは…』
「不貞腐れてる大樹さんめっちゃ可愛かったですよ、写真撮っとけばよかった。」
『おい…』
「一体いつになったらここに来てくれるのかな？！って…笑」
ニコニコと楽しそうに喋る吉野北人。
…カッチーン。もう大樹さん怒っちゃった。
『…北ちゃん？』
「っは…い…？」
ニッコリ微笑んだつもりでも、声はいつもよりいくらか低いのが出た。
北ちゃんは俺の怒りモードを瞬時に察知して、ピタと動きを止める。
「…あーじゃあ俺、風呂はいってこようかな…あは、は、」
『逃がすか。』
「っ、たいきさ、」
立ち上がった北ちゃんをすぐさま壁に追いやり、勢いで壁を両手でドンする。
『随分楽しそうじゃない。調子乗ったらこうなるってわかんなかった？』
少し乱暴に唇を重ねて、北ちゃんが息が出来ないようにキスをする。
空いた隙間に舌を侵入させると、ドンドンと俺の胸を叩く。
仕方なく顔を離してあげれば、大きく肩で息をする北ちゃん。
「っもうなっがい！…はぁ、…は、」
『わざと。……絶対寝かせねぇから。』
北ちゃんが恐怖で顔を強ばらせたのに舌なめずりし、華奢な体を抱えて、寝室へと消えるのだった。
(やぁ、！たいきさ、…んっ、！)
(…北ちゃんのがよっぽど可愛いよ。)
(ひ、ぇ、？！)
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ラッキーランペ(作者のつぶやきもあったり。)
やましょーから完全に犬にしか見られてない陸
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天海さん。 - 白湯さん» ありがとうございます！かいやまいいですよね(^―^) (2021年4月19日 21時) (
レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - 天海さん。さん» ありがとうございます〜！かいやま、可愛いですねぇ…（ 承りました^ ^気長にお待ちください。 (2021年4月12日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
天海さん。 - 2のつづき(しょへいつ)書いてくれてありがとうございます！！かいせい×やましょーがみたいです！！ (2021年4月12日 16時) (レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - るぷさん» ありがとうございます^ ^壱馬さんはつい後ろにしてしまう作者です…笑これからもちまちま更新致します〜 (2021年4月5日 1時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
るぷ - バレないように我慢してる壱馬くんに彼シャツで拘束されちゃってる壱馬くんとめっちゃくちゃ可愛いくて癒されました〜ありがとうございます！ (2021年4月4日 20時) (レス) id: 9958439a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白湯 | 作成日時：2020年7月18日 18時
