たいき × ほくと ページ43
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『北ちゃん。どこ行ってたの。』
「…？壱馬と飯です。」
『壱馬かぁー！！』
「えっ？」
今日は壱馬か！壱馬なのか！昨日は陣くんだったじゃん！
この子はほんとに…人と飯食うのがめっちゃ好きらしく、「今日飯要らないですー」って出ていったと思ったら、どこかで奢ったり奢られたりやりたい放題である。
いや、俺だって飯は他と比べれば行く方だけど、恋人を差し置いて外をほっぽり歩く北ちゃんは天性の人タラシだと思う。
行くったって、もっと他にいるじゃん？俺とか俺とか、あと俺とか。
…これでも同棲してんだよ？
『北ちゃん。どうして壱馬なの？』
「あ、いや久しぶりに予定が合ったんで…」
『お・れ・は？』
「え？」
『だから、俺はって言ってんの。俺も今日夜空いてましたけど？』
ほんと束縛とか絶対しないタイプだと思ってたけど、これは束縛じゃない。ましてや嫉妬でもなんでもない。ただの文句である。
『もういっつも俺置いてどっか行っちゃうじゃん！俺の吉野北人は？一体いつになったらここに来てくれるのかな？！』
いつもはなんでもない顔で「楽しかった？」なんて我ながら優しい笑顔でニッコリ微笑む所を、これだけペラペラとまくし立てれば、流石の北ちゃんもとても驚いた顔をする。
「大樹さん、なんかありました…？」
『…あったよ…あんたのせいだよ……』
いつもはその可愛さに免じて許してたけど、今日という今日はもう我慢出来ない。
…そう決めて北ちゃんの帰りを待っていたのに、一向にラチがあかないやり取りに希望を失いかけている。
『もーなんでー。どーして分かってくれないのー。』
リビングの机に腰かけて机に頭垂れる。
割と結構、いやだいぶ不貞腐れてきた。
俺だって、俺だって北ちゃんとご飯が食べたいよ…
「…大丈夫ですか？」
北ちゃんはそう言いながら俺の向かい側に腰掛ける。
なーにが大丈夫ですかだ！あんたのせいでこっちは…！
そう反抗してやろうと顔を上げると、北ちゃんが頬杖をついてこちらを目を細めて見つめていて、その仕草に思わずドキッとしてしまった。
っ、単純なのが否めない…
結局、勢いよく顔を上げたもののごにょごにょと口ごもった。
『な、なに。そんなに見つめて、好きだねー俺の事。…なんて、』
「好きですよ。」
『…え？』
「可愛いな〜って思ってたんです。」
『はい？！なに？！どこが？！』
.+*:ﾟ+｡.
ラッキーランペ(作者のつぶやきもあったり。)
やましょーから完全に犬にしか見られてない陸
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天海さん。 - 白湯さん» ありがとうございます！かいやまいいですよね(^―^) (2021年4月19日 21時) (
レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - 天海さん。さん» ありがとうございます〜！かいやま、可愛いですねぇ…（ 承りました^ ^気長にお待ちください。 (2021年4月12日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
天海さん。 - 2のつづき(しょへいつ)書いてくれてありがとうございます！！かいせい×やましょーがみたいです！！ (2021年4月12日 16時) (レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - るぷさん» ありがとうございます^ ^壱馬さんはつい後ろにしてしまう作者です…笑これからもちまちま更新致します〜 (2021年4月5日 1時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
るぷ - バレないように我慢してる壱馬くんに彼シャツで拘束されちゃってる壱馬くんとめっちゃくちゃ可愛いくて癒されました〜ありがとうございます！ (2021年4月4日 20時) (レス) id: 9958439a6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白湯 | 作成日時：2020年7月18日 18時
