いつき × しょうへい ページ31
:.｡..｡.:+・ﾟﾟ・*:.｡..｡.:+・ﾟ
『……へっぶし！』
「うわ汚、」
『るせえよ、』
「寒い？」
もう3月だし、寒がりではないからそこまで厚着をしてこなかったことを若干後悔している in 楽屋なう。
昨日暖かかったのに…
チラッとそちらを見ればさり気なくエアコンの温度を上げてくれている藤原樹。そゆとこ好きだぜ。
それでもやはり時間差でなかなか暖まらない部屋の広さを恨めしく思いながら、腕をさする。
「そんな？」
『そんな。やべーちょーさみい、』
「ふーん…」
靴を脱いで椅子の上で膝を抱えていると、ふわっと何かが肩に掛けられた。
『え？これ…、っ？！』
それが樹の着ていたジャケットだと分かった時には、樹の顔がすぐ目の前にあって。
え？、いや、ちかいちかいちかいちかい(
ちょっ、確かに今は2人っきりだけど！いきなり過ぎんだろ？！
俺が止める間もなく、樹の顔は容赦なく近づいてくる。
っもし誰か見てたらどうすんだよ！
思わずぎゅっと固く目を瞑ると、
コツン、
優しく、額に何か当たったような感覚。
『…へ？』
恐る恐る目を開けると、目の前は樹の顔面がドアップにあって、そして当の本人はと言うと、ポーカーフェイスと謳われる顔の頬を若干緩めてバカにしたような目をしていた。
呆気にとられていると、樹がゆっくり口を開く。
「熱は無いみたいだけど…笑」
笑いを含んだその物言いは、完全に俺を面白がっている。
…つまり樹は、寒がる俺に熱がないか調べようと近づいただけだった、と。
………
『っはぁああ？！！っ、おでこくっつけて熱測るとかどこの少女漫画だよ！こっちの気持ち考えろ！その顔面を近づける時は俺に許可得ろ！ばーか！』
樹の体を押して心から罵る。
いくら長年見てきても、その顔に近づかれたらドキドキするに決まってんだろーが！
「っはは…おもしろ。キスして欲しかった？」
『っは、ここ楽屋だぞ？な訳ねーだろ。』
「もう暑いんじゃない？顔赤いよ。」
『誰のせいだよ…』
.+*:ﾟ+｡.
ラッキーランペ(作者のつぶやきもあったり。)
やましょーから完全に犬にしか見られてない陸
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 444人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天海さん。 - 白湯さん» ありがとうございます！かいやまいいですよね(^―^) (2021年4月19日 21時) (
レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - 天海さん。さん» ありがとうございます〜！かいやま、可愛いですねぇ…（ 承りました^ ^気長にお待ちください。 (2021年4月12日 22時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
天海さん。 - 2のつづき(しょへいつ)書いてくれてありがとうございます！！かいせい×やましょーがみたいです！！ (2021年4月12日 16時) (レス) id: c4d5da031d (このIDを非表示/違反報告)
白湯(プロフ) - るぷさん» ありがとうございます^ ^壱馬さんはつい後ろにしてしまう作者です…笑これからもちまちま更新致します〜 (2021年4月5日 1時) (レス) id: d5016db2f4 (このIDを非表示/違反報告)
るぷ - バレないように我慢してる壱馬くんに彼シャツで拘束されちゃってる壱馬くんとめっちゃくちゃ可愛いくて癒されました〜ありがとうございます！ (2021年4月4日 20時) (レス) id: 9958439a6b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白湯 | 作成日時：2020年7月18日 18時
