第5話 ページ6
。
この世界で過ごして気づいたこと
まず1つ目はスマホはやっぱり使えない
電話は勿論、SNS全般が使えない
JKの命とも呼べるスマホがほぼ機能停止なんですよ
終末すぎる。悲しみ
と思えば写真は撮れる
ただネット環境無いのでインスタやTwitterには投稿できない。Why
写真は撮れるけどTwitterとかはできない
何でだろうとちょっと前までは悶々と考えてたけれど、考えても分からないことは分からない、と今はもう考えてない
思考するのを疲れたとも言う!ドヤ！
2つ目
2つ目は………………ないわ…
ただ。相変わらずあの“扉”はあれ以降現れない
この世界に来てからぱったりと見えなくなった
不思議でなんとも不気味
元の世界に居た時はあんなに見えてたのに
まるで“こっちへおいで”と言わんばかりに手ぐすね引くように出てきてたのに
まぁ今がこの結果なんだけどね
シャンクスにそれとなくそういう話してみたけれど、分からないって言われちゃったし
そりゃそうですよね〜…
そんな感じで元の世界に戻れる方法が無くて肩を落とすのもしばしば
まぁゆっくりでいいのかな…なんて思ったり
元の世界に友達もいるし、家族だって好きだし、好きぴもいるし
特に不満は無いけれど
ただちょっと心にぽかっと小さく穴が空いている感覚は向こうの世界ではしてたと言えば嘘では無い
「考えてもしょうがないか……」
船の甲板で風に吹かれながら空を見上げた
相変わらず晴天で羨ましいくらい
「どうした、暗いな」
「!シャンクス…ううん、普通だよ」
「そうか?…お前はたまに暗い顔してるからなぁ」
「えっ」
えっ意外と顔に出てた?
ポーカーフェイスを保ててないってよく友達に言われるけれど、本当だった
自分では割といけてると思ってたんだけど
そっかぁ…そうなのかぁ……
「んー……ちょっと友達とか家族のこととか思い出したり?あと好きぴのこととか?」
「そうか」
「そうそう!ほら、私だって年頃だし?色々と考えたりするんだよ!OK?」
「…………」
じっと優しい目で私を見るシャンクス
うっ…そんな顔で見られたって…こ、答えてはあげ……なくもない……
意思が弱すぎる。だって無理じゃん……??
「むり」
両手で顔を多いながら逸らした
だって!!シャンクスの顔が!!良すぎる!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 391人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
