Back for...【TXT・YJ】 (ページ5)

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4.『あー､､､』ページ5

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Youside

カタカタとタイピングの音が聞こえるいつもと変わらない日

変わったといえば、今日から異動してきた
チェ・ヨンジュンが目の前の席に座っているってこと

チラッと前にいる彼を見ると
普通に仕事をしている

視線をパソコンの画面に戻す

『はぁ､､､』

今日何回目のため息かもう分からない

「ため息。」

『え？』

声がする方を見ると、バチッと目が合って
また心臓がうるさくなった

「さっきからため息ばっかりだけど」

『えっ、あぁ､､､ごめんなさい』

YJ「､､､」

え？無視？

『気をつけまーす』

落ちてた肩がもっと落ちた気がした
だめだ、切り替えよう

背筋を伸ばすと目の前の人が立ち上がる
視線を向けるとまた目が合うだけで
そのままコピー室のある部屋に向かっていった

『っ､､､なんだあれ』

記憶って美化されるっていうし
そういうこと！？
気にしてたのは私だけであっちは何とも思ってなかった感じ？

この数年、あの夢に私は､､､

『あー､､､』

考えるのは辞めよう

デスクの上にコピーと付箋で貼られてる書類を見つけた

『あ、コピーしなきゃ』

話すチャンスと思って特に話すこともないのに
書類を持って早歩きでコピー室に行く

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