Back for...【TXT・YJ】 (ページ3)

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3.嘘じゃんページ3

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Youside

オフィスのある階に着いて、ダヨンと話ながら廊下を歩く

「『おはようございます！』」

「ん、おはよう」

気だるそうに前から歩いてきたのはユンギ部長

仕事中以外はまるで寝起きの猫。
思わずじーっと見てしまう笑

YG「何」

『いや、相変わらず猫みたいですね笑』

YG「俺は人間だ、今日も仕事がたんまりあるぞ〜」

なんて手をヒラヒラさせてラウンジに向かっていく
後ろ姿を睨む

『鬼だ』「鬼だ」

YG「あ？あーそういえば、今日から異動してくるやついるから
いつもより早めに朝礼始める」

『はーい』

朝礼の時間になり、部長の隣にいる人物に
目を見開いた

『え､､､』

ダヨン「どしたの、A」

思わず、声に出てしまい隣のダヨンが
小声で聞いてきた

「異動してきた、チェ・ヨンジュンです
これからよろしくお願いいたします」

ダヨン「え、もしかして！？」

『嘘、でしょ』

今まで機能してなかったんじゃないかってくらい
心臓がうるさい

ダヨン「あらあら〜、楽しくなってきそうじゃん笑笑」

隣を見るとにやにやしているダヨン

『何言ってるの！？』

「おい、キム・Aさっきからコソコソ何話してる」

ダヨンが変なこと言うから
少し声が大きくなってユンギ部長に見つかった

『すみません！何も！！』

チェ・ヨンジュンの視線がこちらを向く

けど、驚くような素振りなし

え？覚えてるの私だけ？

『っ､､､』

嘘じゃん、恥ずかしい

朝礼が終わって、自分のデスクに向かう

ダヨン「またお昼ね〜笑」

なんて呑気に言う、ダヨンも自分のデスクに向かった

覚えてたのは私だけだった

あー、またよく分からない感情
夢に出てくるのはなんだったんだ。

自分が気付いてないだけで好きだったから
頻繁に夢に出てただけ？

あーもう、これじゃあ仕事に集中出来ないじゃん

デスクで頭を抱えていると
前のデスクに人の気配がした

私の前は誰も使ってないはずなんだけど

顔を上げると、まさかのチェ・ヨンジュン

「あ、今日からよろしくお願いします」

ニコっと笑うチェ・ヨンジュン

『､､､あ〜、キム・Aです、よろしくお願いします』

やっぱり覚えてるのは私だけだ

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