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1.『何この状況。』 ページ1

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修学旅行のバス移動、グループでかたまって座っていた
私のグループは仲の良い5人グループで
1人は必然的に2人席で1人になる。



『私寝たいから1人が良い〜笑』



そう言うと、いつもじゃーんと普段通りの返事が返ってくる



そのまま窓際の席に着いて、発車まで他のバスに乗り込む同級生をぼーっと眺めた








「俺1人でいいよ笑」


次々とバスに乗り混む同級生
そんな声が聞こえて、私達と同じように
奇数のグループかななんて通路側を振り向く



「あっ、、、」


『あっ、、、』




しっかりと目が合ってお互い固まる。
同じクラスのチェ・ヨンジュン。


後ろからどした?なんて声が聞こえて



YJ「いや、何も笑笑」



そう言うと、小さくお辞儀されて隣に座った




いや、気まずいって
同じクラスだけど、深く関わったこともなければ
話したこともない。




同じようにお辞儀し返して、肘を着いてまた窓際を向いた





『っ、、、』



寝たいって言った私を普段通りそっとしてくれる友人達。
タイミング、、、



周りはガヤガヤしてるのに私の席は無言な空間。
時間が遅く感じる




「そろそろ発車するぞー!」




先生の声が聞こえて座っていなかった生徒も急いで座り始めて
やっと発車した







『え、、、』


しばらくすると左肩が温かい、そして重い
左を向くとチェ・ヨンジュンの頭が乗っていた




『ねっ、、、てる?』



左肩をそっと動かそうとしても起きず




『何この状況。』





周りは盛り上がっていて気付かれることもなかった
そのうち起きるだろうと、とりあえずそっとしておくことにした









『ん、、、?』



いつの間にか寝てて目をうっすら開ける
自分の頭が誰かの肩に乗っているのが分かって
そのままの体勢で目が見開く




へ!?嘘でしょ、、、隣ってもちろん
隣の人の足元を見ると、あぁ男子だ
チェ・ヨンジュンだ。



『んー、、、』




なんて目を瞑りながら
窓際に頭を移動させて寝返りで誤魔化す。



自分のロングヘアが顔にかかったのをいい事に薄目で様子を見てみると、
チェ・ヨンジュンは起きていてこっちを見てる




『っ、、、!』



チェ・ヨンジュンの手が伸びてきて
急いで目を瞑ると顔にかかっていた髪が流れたのが分かった






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2.『まただ』→



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鹿(プロフ) - 先が気になりすぎます!お願いです、更新を! (11月21日 15時) (レス) @page10 id: 614456edb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ふぁむ | 作成日時:2023年9月25日 2時

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