ほーもんしゃ ページ25
Aside
『その箱開けて中身は棚の方にお願いします。』
堂前「はーい。」
『スミマセン引っ越しの荷物まで…』
辻「まぁいそーろーしてるんやし…」
にしても所々見かけない荷物があるんだけど……間違えて実家の荷物まで積んで来ちゃったかな？
河野「A〜!!ドアノックされてる！」
洲崎「だれかきたんちゃう？」
『あぁ、もしかしたら昨日会った芸人さんかも…』
あれ？でも約束の時間はもう少し後だった気がする……
『スミマセン!!急いで部屋片付けますんで！』
??「別に良いだろ、開けろよ〜。」
『………ん゛？』
あれこの声……物凄く聞き馴染みがありますが…
『えっ……お兄ちゃん？』
兄「そーだよ。もう良いか？開けるぞ？」
『待って…!!』
兄「……ん？」
まずい！あの人たちを見られたか…？
兄「なんだ、綺麗じゃん。」
『そっ……そーかな!?良かった!!で、急にどうしたの？』
兄「あぁ…実はな、実家の俺の残った荷物をお母さんが全部送ったって言ってたんだけど届いてなくてさ……お前ん所に間違って届いてないか？」
なるほど…道理で見覚えの無いTシャツとかギターがあったのか…
『もしかしたらそうかも…用事はそれだけ？荷物は送り返すから…今日はちょっと忙しいし……』
早く帰さないと…見られたら言い訳が難しいぞ……
兄「いや、どうせ要らない物ばっかりだから…」
『じゃあ捨てとく!!貰っとく!!またねお兄ちゃん!!今度!!』
よしっ！ギリセー…フ…
『………多田さん…』
多田「あっ、田畑ちゃん？」
兄「誰？」
『あーえーっ…とぉ…大学の知り合い…』
めっちゃ苦しい言い訳だな……頼む多田さん合わせて…!!
兄「なんだ彼氏じゃないんだ。」
『そんなんちゃうよ!!?じゃあちょっと多田さんと話があるから…』
多田「そうそう、子供の話やねんけど…」
兄「はぁぁっ!!!???」
終わったぁ…
兄「Aっ…おま!!?どういうこと…」
多田「お金だけ渡したらエエねんな？」
兄「何ですかあなた!!それでも男か!!?責任持て!!」
『お兄……誤解…』
止まって多田さん…これ以上ややこしくしないで…
野村(大)「親戚の子を預かってもらうんです。ね？多田さん。」
兄「あぁ…そうなのか……」
野村さん!!ナイスアシスト！大学生には見えないけど！
野村(大)「てなわけでこの子頼むな。」
『……えっ？これ誰でs…』
野村(大)「金は渡したからな。」
わずかなお金とゴミと新たな芸人を残し、三人は帰ったのだった…
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キュー助 - kokoさん» コメントありがとうございます！！頑張ります！ (2022年2月17日 20時) (
レス) id: 915594a532 (このIDを非表示/違反報告)
koko(プロフ) - 初コメ失礼します！！いつもお話読ませていただいてます！めちゃくちゃ面白くて、更新されるのがいつも楽しみです！！作者様のペースで頑張ってください！！🔥応援してます！！🎌 (2022年2月15日 19時) (レス) @page4 id: 9cbd20542c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キュー助 | 作成日時：2022年1月30日 18時
