番外編 .. ページ7
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広場に出ると遠目ではわからなかった石板の大きさを目にして、思わずフィンクスが声を発した。
「……うっわあ、でっけえー…」
「こんなに大きな石板、いったいどうやって運んできたんだろう」
シャルナークが顎に手を当てて考える中、地面に積もる砂に足跡を残しながらクロロが石板へと近づいた。
短い階段を上ると石板を囲むように溝があり、中央に文字の書かれた石板があった。
其れは子供のクロロ達からして見ても大きなもので大人でも見上げなければ全長が見えないほどの大きさであった。
石板に書かれた文字に顎に手を当てて解読を試みると同じく文字が読めるフェイタンとシャルナークも階段を上って同じように解読をする。
「うーん？ 見たことがある文字もあるけど、全部は分かんないや……ここからわかる？」
「私はここまでなら解読で来たね、シャル」
「オレはここからここまでと、後は単語、だな。」
三人でそれぞれ解読を進め、その間に残されたメンバーは石板を見たり溝の構造を見てまるで用水路みたいだ。と言い合う。
石板は包丁でカットしたかのように綺麗な面をしており自身の身長よりも高いそれを見上げながら綺麗な断面に掌を当てていた。
「こんなに綺麗な断面の石なんて初めて見たなあ」
あー、パクとAにも早く見せてあげたい！
マチが断面を摩りながら悔しそうな表情をするのをウボォーギンとノブナガもそうだな。っと笑って返答した。
「元々この町は一番発達した場所だったのかもしれないな。」
「皆に会う前はいろんな地区を見てきたが、こういう場所は初めて見たよな」
確かに、ノブナガとウボォーギンは皆と出会い暮らす前までは一つの地区に留まらず頻繁に動き回っていたと言う話は聞いたことがあったので二人の意見にマチも頷く。
暇な時間に別の地区の話をしてもらうが襤褸ばかりの場所や悪臭が酷い場所。
住む人が最悪な地区の話ばかりでましな話は聞いたことが無かった。
当然。
真面な知識もないので一番読み書きに苦労している二人であった。
マチの方は勉強よりも料理の方に興味があったので読み書きの手を抜いているからあまり読める文字が少ないのだ。
三人で雑談をしながら視線を下へ向けると石板を囲むように溝が高さ十五センチほどの物が有り首を傾げる
ぐるりと石板を一周回ってみても同じ溝が続いていて、しかし水を通す溝にしては何処にも繋がっている様子はなく、唯石板を囲っているだけだった。
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xxxxxers(プロフ) - ほんとに面白くて4時間？3時間ほどで読み終えてしまいました！随分前に更新停止しているのはわかっているのですが、できるのであればこの作品の完結を見届けたい限りです…！どうぞ作者様のお身体一番に考え、今後の更新お待ちしております…！！！！ (3月28日 12時) (
レス) @page36 id: 13f4a23a05 (このIDを非表示/違反報告)
huji山(プロフ) - とても面白くて一気読みさせて頂きました(^^)更新待ってます。でも無理はしないでくださいね (10月29日 16時) (レス) @page3 id: 704ce5ae45 (このIDを非表示/違反報告)
g9bdo(プロフ) - 本当に好きな作品です！更新待ってます😆 (2022年8月27日 3時) (レス) @page36 id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
名無し64451号(プロフ) - 更新ずっと待ってます(泣) (2022年8月17日 17時) (レス) @page36 id: 6f674f571c (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - 作品すごく面白くて、子蜘蛛のみんながかわいすぎます。様々なことがあるとはおまいまさが、更新楽しみに待っています。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: df4b2b1b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高校生 | 作成日時：2017年2月2日 0時
