番外編 .. ページ29
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一方。
フランクリンは歩き回るよりは待っていた方が良いだろうと座っていたフィンクスと合流し、其れからシャルナークと合流していた。
シャルナークは霧が晴れたことに驚きながらも先程までいた場所と移動していたので建物の中へ入って探索をしていた。
徐々に減っていく地面の砂を手にすくってじっと眺めると、ばっと手を振って砂を振り落としたりと忙しかった。
この二人は合流する前はけろりとした表情をしていたものの、三人が集まると一番にシャルナークの顔色が悪くなったのだ。
フランクリンが今この場に居るという事は。
その考えが脳内に浮かぶと嫌でも身体から熱が冷めていった。
「どうしよう…。」
「あ？今更何気にしてもしかたねェだろーが」
「フィンクスは平気なの？…A絶対怒ってるよ？」
「うっ……。いや、それは…。あー。」
其処から、シャルナークの一言でフィンクスも現状を思い出したのか顔色を悪くした。
空を見上げて、地面に目を向ける。
そして、ノブナガとウボォーまでとは言えないがきのこを栽培できそうなじめじめとしたブルーな空間がそこにあった。
シャルナークは両手で頭を抱えて。
フィンクスは近くの建物の壁に額を当てて地面と睨み合いをしながらぶつぶつと呟いていた。
フランクリンはその状況に何も言えない様で、自分も後の事を想像して冷や汗をかいて立っていた。
「やーっ、…物語は皆で回し読みしたから全員賛成で行動に移したけど、でも…。
あーっ、どうしようどうしようこんなのオレ初めてだよ！？ねえちょっとフィンクス！オレどうすればいいと思う！？
地面と睨めっこしてないでさあ！！怖いよっ！？ここから見たフィンの姿すっごく怖いからね！？
もう！フランクリンも冷や汗かく気持ちはわかるけどね！？
……ひどいっ！！
目を逸らさなくってもいいじゃん！」
「うるせぇぇええっ！！オレだってわかんねェよ！？
シャル！！考えるのはお前の方が得意だろうか！
其れと地面と睨めっこなんてオレはしてねェ！あと頭抱えて蹲ってるお前の方が怖ぇえからなっ！？
……あァ！？考えてたこと忘れたじゃねェか……」
迎えに来たフランクリンも含めて三人全員放心状態。
二名ほど真っ青な顔で小さくぶつぶつと呟きながら静止している者と、考えないようにしていたことを思い出さされて、冷や汗を流しながら空を流れる雲を眺めている一名。
実に奇妙な光景だ。
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xxxxxers(プロフ) - ほんとに面白くて4時間？3時間ほどで読み終えてしまいました！随分前に更新停止しているのはわかっているのですが、できるのであればこの作品の完結を見届けたい限りです…！どうぞ作者様のお身体一番に考え、今後の更新お待ちしております…！！！！ (3月28日 12時) (
レス) @page36 id: 13f4a23a05 (このIDを非表示/違反報告)
huji山(プロフ) - とても面白くて一気読みさせて頂きました(^^)更新待ってます。でも無理はしないでくださいね (10月29日 16時) (レス) @page3 id: 704ce5ae45 (このIDを非表示/違反報告)
g9bdo(プロフ) - 本当に好きな作品です！更新待ってます😆 (2022年8月27日 3時) (レス) @page36 id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
名無し64451号(プロフ) - 更新ずっと待ってます(泣) (2022年8月17日 17時) (レス) @page36 id: 6f674f571c (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - 作品すごく面白くて、子蜘蛛のみんながかわいすぎます。様々なことがあるとはおまいまさが、更新楽しみに待っています。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: df4b2b1b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高校生 | 作成日時：2017年2月2日 0時
