番外編 .. ページ3
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クロロは二人の話を聞くと沈黙してしまい全員が無言となった。
その様子を眺めてクロロの事だから退屈にならない案を考えているんだろうな、とシャルナークは思いながら思考をめぐらす。
きっとオレ達以外も退屈だと思っている者は少なくないはずで、念の修行には力を入れているものの始めたばかりでよくコントロールはできていない。
クロロは先ほど絶をしてはいたがAからは簡単に見破れる。と言われていた。
修行は確かに楽しいけれど、たまに来る修行をしない日が退屈で仕方が無いのだ。修行以外の事と言えば手合わせか町へ行って悪戯。
少し前までは新しい道を見つけていたりもしたがもう知り尽くしてしまった。
あとは、まあ＿＿
「新しい場所の探検……とか？」
「お？」
「あ、いいね。それ」
「あれ、オレ口に出てた……？」
うん。ばっちり声に出してた。
胡坐をかいて座る目の前の二人から肯定されてしまい変なことは口にしていないから良いものの、情報を集める係りとなっているのにこれはいけないだろう。と頭を抱え新たな修行が増えた。
シャルナークが口にした言葉は予想以上に良い考えだったようで、言葉にした途端フィンクスからは目に見えて楽しそうだな、それ。という雰囲気が出ておりクロロからは賛成されていた。
小一時間ほど後に散歩に行っていたノブナガとウボォーギンにその提案をして大賛成とばかりに喜びを表に出していた。
次にどこかで読書をしていたらしいフェイタンが戻ってきて話を聞くと賛成。と言って読み終わった本を棚に片づけていた。
心なしか、いつもよりフェイタンの雰囲気が柔らかく上機嫌なことにフィンとシャル、クロロが気が付いた。
「フェイ、さっきまで何してたの？」
「読書ね。外で本読んでただけよ」
「……それにしては、ご機嫌だね」
シャルナークの質問に平然と返答するフェイタンにクロロが嘘ではないが怪しいな…という表情で言葉を口に出す。
全く隠す様子もなく上機嫌のフェイタンに読書でここまで機嫌がよくなるなんて相当お気に入りの本だったのだろうか。とシャルナークとクロロが目を合わせて互いに同じことを思っていることが分かった。
「どう思うクロロ。何時もの人に使う変わった道具の本とか？」
「いや、あれでここまで上機嫌には生らないと思うけど……」
ぼそぼそと小さな声でお互いの予想を言い合いながらどれも正解ではないと頭を悩ませる。
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xxxxxers(プロフ) - ほんとに面白くて4時間？3時間ほどで読み終えてしまいました！随分前に更新停止しているのはわかっているのですが、できるのであればこの作品の完結を見届けたい限りです…！どうぞ作者様のお身体一番に考え、今後の更新お待ちしております…！！！！ (3月28日 12時) (
レス) @page36 id: 13f4a23a05 (このIDを非表示/違反報告)
huji山(プロフ) - とても面白くて一気読みさせて頂きました(^^)更新待ってます。でも無理はしないでくださいね (10月29日 16時) (レス) @page3 id: 704ce5ae45 (このIDを非表示/違反報告)
g9bdo(プロフ) - 本当に好きな作品です！更新待ってます😆 (2022年8月27日 3時) (レス) @page36 id: ba5c48af12 (このIDを非表示/違反報告)
名無し64451号(プロフ) - 更新ずっと待ってます(泣) (2022年8月17日 17時) (レス) @page36 id: 6f674f571c (このIDを非表示/違反報告)
あやは(プロフ) - 作品すごく面白くて、子蜘蛛のみんながかわいすぎます。様々なことがあるとはおまいまさが、更新楽しみに待っています。 (2019年7月31日 17時) (レス) id: df4b2b1b15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：高校生 | 作成日時：2017年2月2日 0時
