7つ目 ページ9
｢あーあ、断っちゃった…｣
ﾎﾞﾌｯ、と布団に飛び込むと先程の自分の行動を思い出しため息をつく
これでいいのかもしれない、きっとこれで何も壊すことは無い
お兄ちゃんに対するこの気持ちも
そらるさんを応援したいこの気持ちも
｢なにも…変わんない｣
安心したような、なんだか悔しいようなこの感じ
なんなんだろう
いくら考えても答えが出ることは無く
もう寝てしまおうと思ったその時
〜♪〜♪
着信音がなった
相手は同僚の彼女からだった
｢…もしもし、杉宮です｣
電話をとると彼女特有の明るい声が聞こえてくる
｢あっ、Aさん！ごめんね急に電話して！
あのさ、明日って暇かな？！｣
彼女の話し方には特徴があって
こうやって勢いがいい時はだいたい推しのことに関係する話だ
｢え、明日…？
うん、空いてるけど…？｣
｢じゃあ明日出かけよう！
〇〇駅に10時に！｣
｢えっ、あっ、うん
わかった…
じゃあ、明日…｣
半ば流されるかのように約束してしまったが、ちょうど暇になってしまったところだし
断る理由なんてなかった
｢うん！明日ね！
またLINEする！｣
そう伝えられ、電話は切れた
突然で戸惑う反面、友達と出かけるなんて久しぶりだったから
どこかわくわくとして、昔を思い出した
｢(そういえば昔も…ーー)｣
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香雪蘭(プロフ) - れおんさん» ありがとうございます！！凄く嬉しいです！(´；ω；｀) (2019年2月13日 12時) (
レス) id: b9e2afb4a7 (このIDを非表示/違反報告)
れおん - すごい好きです！更新がすごい楽しみです！ (2019年2月13日 7時) (レス) id: 6a02a5c532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：香雪蘭 | 作成日時：2019年2月13日 1時
