吉原炎上篇11 ページ9
｢日輪と晴太を
会わせようと考えておいでで？｣
｢身寄りでもいねーかと探しに来ただけだ
金のねェ奴ァどうやって日輪に会えばいい｣
全て使われちまってたもんな…
｢日輪はこの吉原で最高の太夫…
諦めた方がよろしいかと｣
俺はふーんと適当に返事をしながら
見世番達の財布の中身を見る。
『(空っぽ…本気で使い切ってたんだな)』
俺は改めて見世番を睨んだ。
｢ここでは
ルールに従っていただかなければ｣
『はいはい…』
｢二度と 地上へ戻れなくなりますよ｣
俺達は立ち上がり
そのまま振り返らず前を歩く。
『ルールだとかどうでもいいんだよね』
｢ワリーな 俺らは上でも下でも
てめーのルールで生きてんだ｣
俺ら…？
俺も入るのか、それ。
『
すんじゃ…ねェ！』
SWOOOOSH
飛んできたクナイを俺の個性�倏�風�瓩�
全て跳ね返す。
その隙に銀時がクナイを投げてきた
店員の顎に
思い切り木刀を当て気絶させた。
｢くせ者！！くせ者！！！！｣
そう言いながら他の見世番達が
ぞろぞろと出てき始める。
…面倒なことになってやがる。
｢チッ、めんどくせーことに
なってきやがった！！逃げるぞA！！！｣
『えっちょっまっ』
このまま戦闘に入るだろうと思っていた俺は
ワンテンポ遅れをとる。
｢遅ェェェんだよォォォ！！！！｣
それにしびれを切らしたのか
銀時は俺の着流しの襟を掴み
猛ダッシュで逃走し始めた。
『放せェェェェェェ！！！！！！』
…俺の怒りと
制止の声も聞かないまま。
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しらす(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます、作品を掛け持ちするのは少々大変なので落ち着くまで待ってください、考えてみます！ (2018年8月12日 22時) (
レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年8月12日 22時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 火龍果さん» ありがとうございますw1番難しい所なので頑張りたいです！とても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますね。 (2018年8月12日 12時) (レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
火龍果 - 普通に屯所で騒いでるA組が面白いww夜兎との戦闘シーンも期待してます！今までで一番長い篇になってますが、これからも頑張ってください！毎日楽しみにしてます。 (2018年8月10日 21時) (レス) id: 9be6513327 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 黒猫と影猫とお菓子。さん» コメントありがとうございます！そうだったんですか…！それは嬉しいです！沖田の出番も増やしつつ頑張りますねー！ (2018年8月7日 22時) (レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす | 作成日時：2018年8月4日 18時
