吉原炎上篇51 ページ49
新八がそう言うと
｢……決まりだな｣
夜兎は薙刀を力強く握った。
｢やめっ…｣
みぞおちを深く刺されたのか
新八の口からは吐瀉物が溢れ出る。
｢あがっ、！｣
｢しっ…新八ィィィ！！
やめろ…やめろォォォォォォォォォ！！
うわ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛！！｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ーこのままだと 新八が死んじゃうアルー
ーなラ、戦わなクちゃー
ーでも 私は コイツらとは違うネー
ー新八ヲ 護リたいんだろう？ー
ー当たり前アル…ー
ーナらバ チカらヲ、そノ枷を、外セー
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ド クゥッ
何者かの声が聞こえた直後
神楽の中で何かが壊れる音がした。
｢フフ……あハハはははははハハ｣
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
一方ー…
百華達が月詠を取り囲み
手当の準備をしようとした所に…
｢大丈夫ですか！！？｣
男子生徒よりも早く到着した女子生徒が現れた。
彼女たちは聞き込みをしていたところ
Aを知る�爐△訖擁��瓩暴于颪�
城までの道を教えて貰っていたのだ。
麗日は月詠を見るなり
八百万に｢包帯作って｣と頼む。
八百万は分かりましたわ、と言い
百華達が用意するより早く
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連絡しといた甲斐があった、と
胸を撫で下ろした麗日。
初めは行けないと頑なに拒んでいたが
麗日による説得のお陰で
何とか連れてくることが出来た。
少し到着が遅れてしまったのは
それが原因だ。
しかし…
｢男子たち来ないねえ｣
そう言い頭の後ろで手を組む芦戸。
｢道に迷ってる、とか？｣
｢いやまっさかー！
だって頭つるつるの人が城にいる、
って教えてくれてたじゃん！？
話聞いてなかったとかまっさかねー！｣
耳郎の発言に対し
あはははは、と陽気に笑う葉隠と芦戸。
｢でも来ないわ、ケロ｣
梅雨がそう言うと共に
目を合わせ、黙った2人。
葉隠は透明なので
正しく言えば
芦戸は空気と目を合わせている。
｢｢…話聞いてなかったかも｣｣
固まった笑顔のままそう言った。
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しらす(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます、作品を掛け持ちするのは少々大変なので落ち着くまで待ってください、考えてみます！ (2018年8月12日 22時) (
レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - ステイン様の小説も書いて欲しいです (2018年8月12日 22時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 火龍果さん» ありがとうございますw1番難しい所なので頑張りたいです！とても嬉しいです、ありがとうございます！頑張りますね。 (2018年8月12日 12時) (レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
火龍果 - 普通に屯所で騒いでるA組が面白いww夜兎との戦闘シーンも期待してます！今までで一番長い篇になってますが、これからも頑張ってください！毎日楽しみにしてます。 (2018年8月10日 21時) (レス) id: 9be6513327 (このIDを非表示/違反報告)
しらす(プロフ) - 黒猫と影猫とお菓子。さん» コメントありがとうございます！そうだったんですか…！それは嬉しいです！沖田の出番も増やしつつ頑張りますねー！ (2018年8月7日 22時) (レス) id: c728598b47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす | 作成日時：2018年8月4日 18時
