体育祭篇11 ページ31
《さ〜まだ開始二分も経ってねぇが
早くも混戦混戦！！
各所でハチマキ奪い合い！！
1000万を狙わず
2位〜4位狙いってのも悪くねぇ！！》
｢誰か来ますよっ！！｣
｢アハハハハ！奪い合い…？
違うぜこれは…一方的な略奪よお！！｣
障子が全力疾走でこっちに来た。
1人か…？いや……
ブニッ！
｢何！？取れへん！｣
どうやら麗日が
何かを踏んでしまったらしい。
｢峰田くんの！！一体どこから…｣
｢ここからだよ緑谷ぁ…｣
障子の翼の中から
ひょっこり顔を出した峰田。
｢なアア！？それアリィ！？｣
『アリだろ 現に俺もこうしてる…！』
｢そっかわっ！！！｣
なんて少し呑気に話していたら
見覚えのある舌べらが
俺と出久の顔を掠めた。
しかし俺らはスレスレで避ける。
…見くびってもらっちゃ困るからな。
｢さすがね緑谷ちゃん、沖田ちゃん…｣
同じく翼から
梅雨も顔を出した。
｢蛙吹さんもか！！すごいな障子くん！！｣
｢梅雨ちゃんと呼んで｣
《峰田チーム
圧倒的体格差を利用しまるで戦車だぜ！》
麗日が必死で足に付いたもぎもぎを
放そうとしているが
それを俺は制止する。
｢なっ何で！？負けちゃうよ！！｣
『これが�狎箙イ竜＿餃瓩覆鵑世茲泙◆帖�
｢くつっくもぎもぎ
そしてアナタの個性…そういう事ですか！｣
発目は俺がしたいことが分かったらしい。
『掴まってろよお前ら…』
そうして思い切り風を起こした。
その風は俺を中心とし竜巻となる。
《緑谷チーム
イケメンガール沖田が竜巻を起こしやがった！こりゃ何ともクレイジー！！》
『俺は男だ死に晒せェェ！』SWOOSH!!
｢｢｢｢｢(死に晒せ……！？)｣｣｣｣｣
やっぱり男の娘だ
とそう思った出久であった。
｢フフフフフFFF！！
アナタの個性、気に入りましたフフフ！｣
『え、あ、そりゃどーも…？』
俺の手には6本のハチマキが握られていた。
結構、取れたな…
《さァ残り時間半分を切ったぞ！！》
『やっぱ来たな』
｢流石にこれで終わるなんて
上手くは行かないか｣
｢そろそろ
残り時間は半分、最後の最後で
強敵・轟チームが立ちはだかる。
只今持ちPはー…
計算が面倒くさくて分かんねえ。
《B組隆盛の中果たして
1000万Pは誰に頭を垂れるのか！！！》
とにかく 逃げ切るぞ。
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らいま。(プロフ) - 7月れんじさん» ありがとうございます！これからも上手く書けるよう頑張りたいです！ (2018年2月17日 15時) (
レス) id: 67f225c7af (このIDを非表示/違反報告)
7月れんじ - めっちゃ良い作品ですね！(*^^*)続き頑張って下さい！ (2018年2月17日 1時) (レス) id: 5401d288b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす | 作成日時：2018年2月14日 0時
