体育祭篇10 ページ30
こうして緑谷チームの
プレミアムな騎馬が出来上がった。
《さァ上げてけ
血で血を洗う雄英の合戦が今！！
狼煙を上げる！！！！》
｢麗日さん！！｣
｢っはい！！｣
｢発目さん！！｣
｢フフフ！｣
あ、発目って言うんだなこの人…。
｢常闇くん！！｣
｢ああ…｣
｢A！！｣
『おーよ』
｢よろしく！！！｣
出久は1000万と書いてある
ハチマキを縛りながら言った。
トータルP………
《START！！》
ー…いくつだ、計算すんの面倒くせえ。
狙いはやはり俺らである。
一気に皆狙いを定めては
こちらに向かってくる…
さあ、争奪戦の始まりだ。
＿＿＿＿
side緑谷
いきなり2組が早速走ってきた。
｢いきなりの襲来とはな……
まず2組、追われし者の
選択しろ緑谷！｣
どうするか…ってことだよね。
｢センタク…！もちろん！！
逃げの一手！！！｣
…こうするしかない。
『出久、あの歯の奴の足見てみろ』
｢え？｣
Aに言われ
よく見てみるとその人の足が
少し地面に沈んでいるのが解る。
｢これ…｣
『ああ、恐らく
地形を変える個性とかだろ、気をつけろ』
Aがそう言った瞬間
僕らの騎馬は地面に沈んでいく。
『悪い タイミング悪かった…』
沈んでる…
Aが言った通りあの人の個性か！
｢っ麗日さん発目さん！！｣
��
僕は発目さんのベイビーを発動させた。
これで空中へ逃げる…！
｢顔避けて！！｣
すると真下には
葉隠さん達のチームが。
｢耳郎ちゃん！！｣
｢わってる｣
葉隠さんの指示で
耳郎さんのイヤホンジャックが
僕めがけて伸びてくるが…
バシッ！！
黒影の手が伸び、振り払ってくれた。
『かっけえ…！』
黒影の上に跨るAが感嘆の声を漏らす。
流石だよ黒影！
｢いいぞ黒影 常に俺たちの死角を見張れ｣
それに対し黒影は威勢のいい声で
｢アイヨ！！｣
と答えた。
すごいや…
｢着地するよ！｣
麗日さんの個性と
ベイビーの力で衝撃無く着地した僕ら。
｢機動性バッチリ！
すごいよベイビー！発目さん！！｣
発目さんは嬉しそうに
｢でしょー！？｣
と答えた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この時麗日の心に
嫉妬という感情が生まれたのは
また別のお話。
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らいま。(プロフ) - 7月れんじさん» ありがとうございます！これからも上手く書けるよう頑張りたいです！ (2018年2月17日 15時) (
レス) id: 67f225c7af (このIDを非表示/違反報告)
7月れんじ - めっちゃ良い作品ですね！(*^^*)続き頑張って下さい！ (2018年2月17日 1時) (レス) id: 5401d288b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらす | 作成日時：2018年2月14日 0時
