２ 「勝てない（確信）」 ページ2
兄「…で、体育祭があるから。頑張ってね、みんな」
そう言った兄さんの言葉を思い出す。
『えぇ…体育祭…えぇ…』
シャオ「？何が嫌なん？A、運動得意やろ？」
『いっやぁ…、得意だけどさぁ…』
鬱「…僕どうすればええの」
コネ「自爆すればええんやない？」
オス「意味が分からないめうー」
『あのですね…クラス対抗というものがありましてですね…』
グル「あ」
『嫌だ…勝てるわけがない…』
シャオ「い、いや元気出せやA！大先生には勝てるやろ！？あ、あとシッマにも！」
『…その二人に勝ってもあんまり嬉しく無いし』
コネ「」
鬱「」
シャオ「wwwwwwwwwww」
グル「…まぁトントンとゾムは脅威でしかないな…」
ーーーー
クラス表
一組 A
二組 鬱 コネシマ シャオロン トントン
三組 ゾム オスマン ロボロ ひとらん
これ、これもう無理じゃない？？勝てる訳が無いんですけど…、
ーーーー
その話をして数日後。
『っはぁぁぁ……』
体育祭の練習で疲れ切ったAは、シャオロンと帰り道を歩いていた。
シャオ「溜め息つくと幸せが逃げるらしいで」
『…だからトンちから幸せ逃げたのか、なるほどなっとくかたつむり。』
シャオ「…えっ？」
『トンち、溜め息ばっかりだったでしょ？誰かさん達のせいでね。』
その言葉にはどこぞのゴキブリ先生とチワワも寒気を感じたそうで。
シャオ「はっ…あははー」
目の前にいるシャオさんもまた、乾いた笑みをこぼしている。
『でもさぁ、トンち、内ゲバしてた時が一番輝いてたよねぇ』
トン「何話しとるん？」
後ろから声が聞こえて来る。
『！？…あっ、なんだぁトントンくんか、何でもないよ、ただのどうでもいいお話ー』
ゾム「えぇー？でも、トンち、って言ってたやん！俺が聞き間違えるわけあらへんし…」
トントンの後ろからひょこっ、と顔を出すゾム。
『あ、あははは、なんでもないよ！』
凄く誤魔化しながら、凄い恐怖を感じながら、下校した。
続く (更新停止中)
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雑食 - 遅くなりましたが続編おめでとうございます！とても面白いです、応援してます！ (2018年9月22日 17時) (
レス) id: c9d67ce0c2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるくぱふぇ。 - 麗音さん» ありがとうございます！なるべく更新を早くするように努力しようと思います！ (2018年9月11日 16時) (レス) id: 0c1580ed6a (このIDを非表示/違反報告)
麗音 - 続編おめでとうございます！今回も応援しています！ (2018年9月10日 5時) (レス) id: 27af552c6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるくぱふぇ。 | 作成日時：2018年9月10日 0時
