２杯目 ページ2
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「ねぇ！お願い！今回だけだから！」
そう言って顔の前に手を合わせるのは高校から友達の美桜。
『ねぇ知ってる？
それ、いつも言ってるじゃん笑』
美「んもうっ！あんたそろそろ、合コンくらい行かないと彼氏できないよ？
こんな女子大にこもってるようじゃ。」
『わかってるけど..』
そう。
彼女の言う通り私は、女子大に通っている。
すなわち男の人と関わる機会といえば、バイトがやっと。
バイト先には、１つ上の男の先輩が1人いるだけであとはみんなパートのおばちゃんばっかり。
色恋沙汰なんて何年ないだろうか。
こうやってたまに誘われるんだけど、未だに一度もこの類の誘いにはのったことはない。
誘われるうちが華なんだってことはわかってるんだどね..
何度か、やっぱり一回くらい...と首を縦に振ろうかと考えたこともあった。
だけど、その度に"抹茶フラペチーノの彼"が脳裏に浮かぶ。
そんな私だけど、今日はなんだか違う意味で脳裏に彼の姿が浮かんだ。
昨日、一昨日と彼はカフェにやってこなかった。
雨の日でもないのに。
毎日のように見かけることでなんだか不思議な感覚にとらわれていたけど、
よく考えたらただ常連のお店が同じなだけの関係だったことに昨日改めて気づいた。
こんな現実的じゃない出会いよりも、もっと現実的な出会いを求めるべきなのかもしれないなぁ....
『んー... どうしよっかな..』
あんまり人と騒ぐことは嫌いじゃないけどそんなに得意な方じゃない。
だけどせっかくだし...
美「お！珍しく乗り気！
今回の相手はすごい話しやすそうな人みたいだから大丈夫だって！
もし、どうしても嫌なら途中で帰ってもいいし！ね？とりあえず顔だけでも出してよ！」
必死に訴えて来る美桜に折れて、やっと私は首を縦に振った。
ということで。
あんまり乗り気じゃないけど、はじめての合コン？というやらに参加することが決定した。
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ミナ(プロフ) - 和香(わか)さん» ありがとうございます！抹茶似合いますよね？後は本当にずっと同じものしか頼まなそう..笑 続編の声いただけるだけでやる気が出てきます！お時間いただくとは思いますがしばしお待ちください〜〜！ (2018年9月30日 0時) (
レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
和香(わか)(プロフ) - 凄く面白かったです！ 北斗君と抹茶とカフェって凄く合うんですね｡ 何かイメージ出来ました笑 良ければ続編みたいです！楽しみにしてます！ (2018年9月29日 21時) (レス) id: d00ba15efc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2018年9月25日 22時
