自然軍の幹部になったのは理想の王子様ではなく、真っ黒天使でした。~短編集~

人と天使の逃走劇~1~ ページ17

※本編と関係ありません。




『ど、どうなってんの…！？』





可笑しい…

昨日までは襲って来なかったパルテナ軍が どうして…！？




『母さん！？父さん！？』




ダメだ…！皆逃げるのに夢中だ…！！





『だったら…！！！』





私は皆が逃げてる方向とは別の方向に逃げた。


そして辿り着いたのは、花畑。





『ここなら…』





疲れた足を休めようと花畑の真ん中に座ってみた。



これからどうしようかな…





？「おい」





ふと、頭上から声がした。

わー。だーれだー。←





『……誰？』




てか、、、こいつ天使じゃん。

黒いけど。

私は起き上がって天使の顔をまじまじと見た




？「もう少しで来るぞ、イカロス達」



『…………そ』



？「逃げなくていいのかよ」



『めんどくさくなってきたからいい』



？「バカじゃねーの？」



『初対面の奴に向かって言うか、それ

つかお前 誰』




失礼にも程があるだろ。




？「ブラックピット」



『なんでブラック？』



ブ「ピットって奴のコピーだから」



『へー…………ところでさ……天使がなんでここにいんの？』



ブ「イカロス達止めにきた」



『へー、じゃ、頑張って』



ブ「お前も逃げろよ((ﾊﾞｻｧｯ」



『気が向いたらね』





飛びたつブラックの背中を見ながらふと思った。





『一目惚れってこの事なんだ…/////』



(続きます→)

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