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3日目 ページ4

先生「よーし!今日の授業は終わり!1日おつかれさん!部活あるやつは各自教室に行った行った!」

『部活ゥ……』

机の上でうなだれていると、なにやら教室の外が騒がしい。女子の黄色い声が聞こえる。めっちゃうるさい。
なんだなんだ、イケメンでもいるのか…?

???「お、いたいた!お前の教室わかりずらい場所にあるな!!失礼しまーっす」
??「失礼します。」
『あれ?サラ先輩?』
サラ「ああ、私だ。今日はほとんどの所で部活が休みらしい、不審者が出たとかで。」
『えっそうなんですか…?怖ーい』
サラ「全く思ってないだろう…」
『ありゃ、バレました?』
サラ「バレバレだ。それでだな、Aが心配だとジョーがうるさくてな…」
ジョー「うるさいとはなんだ!妹だぞ!?血縁者だぞ?!心配するのは当然だ!」
サラ「と、いうわけだ。朝その知らせを聞いてから今の今まで顔が真っ青だったし、よっぽどだな?」
『兄さん…』
ジョー「そっ、それはだな……お、お腹痛かったんだよ!!」
『兄さん………』
ジョー「とっ、とにかくだ!暗くなる前に帰るぞ!」
『はあい』
ジョー「サラも一緒に帰るだろ?」
サラ「いや、私はもう少しやることがあってな…」
ジョー「じゃあ終わるまで待っててやるよ!いいだろ?A?」
『もちろん!』

あれから二時間位たった気がする。
サラ先輩のちょっとは何時間なの…??
お腹すいてきた…ガッツリ焼き肉食べたい…
兄さん、なんか食べ物持ってないかな…

『兄さぁん…お腹すいた…今ならドネルケバブ一口で食べられそう…』
ジョー「ドネルケバブは華麗にスルーするとしてだな…たしかに腹へったな…っつーかサラ遅すぎだろ…なにやってんだ?あいつ。」

何か…何か食べるもの…
カバンを漁っていると、飴を一つ発見した。
黙って食べるべきか…?それとも…???
カバンの中の飴とにらめっこしていると、兄さんにカバンを覗かれてしまった!

ジョー「おっ!飴あるじゃん!」
『にっ…兄さん…乙女のカバンは覗く物ではなくってよ??』
ジョー「なーにを今さら!いつものことだろ?」
『まさか兄さん他の女の子のカバンの中平気で覗くの?』
ジョー「なぁ…っ…そんなデリカシーのないことできるわけ無いだろ!!」
『ちょっと安心した。』

くだらないことで笑っていると、ガラガラッと扉があいた。サラ先輩が帰ってきた!と思ったら、先生だった…

先生「おい田綱ブラザーズ!こんな時間まで何してるんだ!」

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作者名:握り飯 | 作成日時:2018年2月20日 10時

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