story423 時計じかけの摩天楼32 ページ41
Aside
目暮警部によると子供達が描いた似顔絵を元に捜査しているとの事で萩原さんによれば犯人の特徴がよく出てるから捜査しやすいと言っていた
「コナン、A姉ちゃん。よく似てんだぜ」
「いい出来です」
「三人で書いたのよ」
元太君が紙を見ながらそう言うと光彦君は自信たっぷりに言っていて、歩美ちゃんは三人で描いた事を教えてくれた
似顔絵の紙を元太君に渡され、見てみると特徴が分かりやすく描かれており、イスに座っていると隣にいた新一君が「へぇ〜特徴が出てるね」と言っていた
子供達が描いた犯人の似顔絵を新一君と共にじっくり見てみる
......こんな特徴的な容姿をした人は心当たりはないわね
新一君の方を見ると静かに首を横に振っていた為、見覚えもなく心当たりはない事が分かった
だけど犯人はわざわざ変声機まで使って声を変えていたと考えると...もしかしたら私達のよく知っている相手かも知れないわね...
「警部さん、今まで新一君が扱った中で一番世間の注目を浴びた事件は何じゃったろうな?」
「う〜ん...それはやはり西多摩市の岡本市長の事件でしょうな」
「そう言えば...その事件は結構有名だったよな?」
「ああ。岡本市長の事件は確か、西多摩市に住む25歳のOLが市長の息子の運転する車にはねられて死亡。最初は助手席に市長を乗せて起きたただの交通事故だと思われていたが、その事件に工藤 新一君が疑問を抱き、その真相を明かしたって話だ」
博士が新一君が扱った中で一番世間の注目を浴びた事件は何かと問いかけると目暮警部は西多摩市の岡本市長の事件だと答える
その時、松田さんがふと思い出したかの様に結構有名だったと言えば、伊達さんも頷きながら詳細を教えてくれた
岡本市長の事件なら沙織から詳しく聞いた事があるわ...
確か...息子さんが運転していた市長の父親を庇ったって話だったわね
岡本市長の事件の日は私が帝丹高校に転入する前の話だから、あまり詳しくは知らないけど
「この事件によって岡本市長は失脚。彼が進めていた西多摩市の新しい街づくりの計画も一から見直しとなったんだ」
目暮警部によるとその事件がきっかけで岡本市長は失脚し、進めていた西多摩市の新しい街づくりの計画も一から見直しとなったとの事
西多摩市の新しい街づくりの計画......一体どんな計画だったのかしら?
「警部、まさか岡本市長の息子がその時の事を恨んで...」
「ん...そう言えば、彼は確か電子工学科の学生だったな」
「調べます」
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2020年5月4日 22時