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story421 時計じかけの摩天楼30 ページ39

Aside

『ホッ)よかったわ...』

「またAちゃんに聞く事が増えたね〜」

『......(汗』

「(ヤベェ...俺じゃなくてAさんが疑われているな...(汗)」

携帯電話が使えると聞いて思わず安堵の表情を浮かべていた時、萩原さんが私に聞く事が増えたと言っており、しかもからかう様な声だが松田さんと同じ様に有無を言わせない笑顔でそう言ってきた為、あまりの恐ろしさに私はその場から動けなくなった
.........松田さんより萩原さんの方が恐ろしいわね(苦笑

「そんな事より...どうしてこんな無茶をしたんだ!Aちゃんならともかく、お前はもう少し遅かったら死ぬ所だったんだぞ!(怒」

「ご、ごめんなさい...」

「ボウズ、今回は何も言わないが、次からはあまり事件に首を突っ込むんじゃねえぞ」

小五郎さんがどうしてこんな無茶をしたのかと怒鳴りながらそう言うと新一君は普通の子供の様に謝っていた時、松田さんが事件に首を突っ込むなと強く釘を刺している
......松田さん、新一君は探偵なので無理な相談ですよ(苦笑

「Aちゃんはここにいるとして新一はどうしたんだ?その男は新一とAちゃんに電話して来たんだろ?」

「だから新一君は別の用があって...それでコナン君に頼んだんじゃよ(汗」

犯人が私と新一君に電話をして来ると聞いて小五郎さんは新一君は何処にいるのかと問いかけられるが、博士は慌てて誤魔化しながらもそう答える
......博士、いくらなんでもそんな風に言えばかえって怪しまれるんじゃない?(苦笑
心の中で苦笑いを浮かべつつチラッと萩原さん達の方を見ると信じられないと言わんばかりの表情をしている

「おいおい...高校生探偵が何でこのボウズに頼むんだよ?」

「なんて言うか...ねぇ?」

「ちょっと信じられないな...」

「なんて奴だ!今度会ったら、ただじゃおかねえ!(怒」

「(ハハハ...俺がその工藤 新一だなんて言えねえよな。てか、萩原刑事達って意外と毒舌だったんだな...(苦笑)」

松田さん、萩原さん、伊達さんが口々にそう言うと小五郎さんは新一君の事を思い浮かべたのか怒りで拳を震わせていた
.........新一君、これじゃ元に戻れないわね(苦笑
それに萩原さん達も信じられないと言わんばかりの表情をしているし...
そもそも...話が思いっきりそれてるわね(苦笑

『それで...爆弾の種類は分かったんですか?』

「あぁ、ラジコンの爆弾もキャリーケースの爆弾も使われたのはプラスチック爆弾だ」

『「(やっぱり...)」』

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2020年5月4日 22時

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