【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART7 (ページ50)

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story340 ウェディングイブ36 ページ50

Aside

「分からねぇのか伴場。この若い探偵にお前と自分が同じ火事で助け出された事を聞かされ「後は自分で調べる」と彼女が言ったんなら、その調べる内容は自分達が双子かどうか明確になるDNA鑑定以外、考えられねぇ...おそらく彼女はネイルサロンからここへ戻り、車を降りたその時に鑑定を依頼していた業者からの電話が鳴り、その結果を聞かされちまったんだよ。お前と初音さんは結婚する事を許されない...正真正銘、血の繋がった双子だって事をな」←小五郎の声

「そ、そんな...そんな...」

「付け爪に彼女の皮膚が付着していたのは恐らくその結果に愕然とし、付け爪が外れるほど顔をかきむしり、泣きじゃくった為。その時、彼女が落とした傘の内側に入って風で飛ばされたもう一つの付け爪を今、調べて貰っているからその結果が出ればハッキリと...」←小五郎の声

未だに信じられない伴場さんに新一君が真実を教えると伴場さんはショックだったのか目に涙を浮かべているのが明らかであり、私と諸伏さんは悲しげな眼差しで伴場さんを見つめる
付け爪に付いた皮膚は加門さんがかきむしり、泣きじゃくった証拠でもう一つの付け爪を今、調べて貰っているからその結果が出ればハッキリと分かると言っていた時、ピリリピリリと言う目暮警部の携帯の着信音が鳴り、目暮警部は電話に出た

「はい目暮...ウム...ウム...そうか、分かった」

「で、出たんですか？もう一つの付け爪の調査結果！」

「あぁ、そっちの爪には血液も付着していた上にほとんど汚染されてなく、伴場さんのDNAとピッタリ一致したそうだ。性別を示す部分以外はな...彼女の遺体から、かろうじて取れたDNAとも一致したそうだから付け爪に付いていた皮膚は彼女の物と断定されたよ」

目暮警部は結果を聞いてピッと電話を切った後、高木さんはもう一つの付け爪の調査結果が出たのかと問いかけると目暮警部はそっちの爪には血液も付着していた上にほとんど汚染されておらず、伴場さんのDNAと性別以外はピッタリ一致し、加門さんの遺体から取れたDNAとも一致し、付け爪に付いていた皮膚は加門さんの物と断定されたとの事
............今までこんな悲しい結末を迎えた事はないから何とも言えないわね

「やはり彼女は自殺を...」

「そうとしか考えられないよ。でもさ、その業者も間の悪い時によく電話したね」

「たぶん二人が明日、結婚すると聞かされていたから早く知らせたかったんだろうよ。取り返しがつかなくなる前にな...」