story336 ウェディングイブ32 ページ46
Aside
「トイレで変装したんですよ。あらかじめ、それ用の服をトイレの中に隠しておいて、例えばニット帽を被り、丈の長いウインドブレーカーでも着れば誰も彼だとは気づきませんよ。彼はパーティーの最初に皆さんの前で挨拶し、変装前の自分の服装を記憶させていますしね」
「じゃ、じゃあ初音の車が燃える直前に俺が初音にかけたあの電話はどうなんだよ!?電話口で初音は「サヨナラ」って泣いてたんだぞ!?」
目暮警部の問いかけにウェイターがトイレで変装したと答えた後、伴場さんは加門さんが車が燃える直前にかけたあの電話はどう説明するのかと言うもウェイターから本当に燃える直前にかけていたのかと逆に問いかけられ、伴場さんは驚きを隠せない表情になっていた
ウェイターは何故か伴場さんを犯人扱いしようとしている為、伴場さんは反論しながら犯人じゃない証拠として加門さんの電話を調べる様にと近くにいる高木さんに声をかけるも高木さんから黒焦げの携帯はあったが、例えデータが復元できたとしてもどんな会話をしていたかまでは分からないと言われていた時...
「だけど、その推理だと変装に使った服などがトイレから見つかるはずだと思うけど?」
黙って話を聞いていた萩原さんがその推理なら変装に使った服などがトイレから見つかるはずだとウェイターに問いかけている
ハァ...今回は新一君に感謝しなきゃいけないわね...
ムーンライトはジン達と違って情報提供以外は絶対に顔を出さない事になってるし
「ハサミやナイフとかで切り刻んでトイレに流したんでしょうね。ニット帽ならもちろん薄いウインドブレーカーなら細かく刻めますしね」
「それなら履いている靴はどう説明するんだ?靴はそう簡単に切り刻めねぇはずだぜ?」
「靴なんて履き替える必要はありませんよ。歩き続けて止まらなければ、どんな靴かなんて判別できませんし、実際、彼の靴は何処にでも売ってそうなスニーカーですしね」
「じゃあ伴場、脱いで見せてやれ!お前のスニーカーの裏側を!」←小五郎の声
萩原さんの問いかけにウェイターは変装した服などはハサミやナイフとかで切り刻んでトイレに流したと答えるも同じ様に黙って話を聞いていた松田さんが履いている靴はどう説明するんだと遠慮なしに問いかけるとウェイターは一瞬だけ焦っている様な雰囲気になったが、すぐに靴なんて履き替える必要はないと答えた時、新一君がスニーカーの裏側を見せる様にと言っていた為、伴場さんは靴を脱ぎ始める
story337 ウェディングイブ33→←story335 ウェディングイブ31
444人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ!PART5
【ハリー・ポッター】ハーフの美少女はみんなに愛されています【親世代】IV
もっと見る
「名探偵コナン」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時