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story325 ウェディングイブ21 ページ35

Aside

「ぼ、僕はそんな電話してませんよ...それに酔って女性にじゃれついてた程度でしたし、あれを電話で聞いたとしても、とても自 殺するとは...(汗」

「電話と言えば...あんた、彼女の車から火の手が上がる直前に彼女に電話し、自 殺をほのめかすメッセージを受け取ったみてーだが?」

「あ、ああ...泣きながら『サヨナラ』って。う、疑うんなら...ほら、今夜8時54分!通話履歴が残ってるだろ?」

小五郎さんの言葉を聞いてウェイターは慌てて否定していた時、黙って聞いていた松田さんがふと電話と聞いて自 殺をほのめかすメッセージを受け取った事を問いかければ、伴場さんは加門さんが泣きながらサヨナラと言っていたと答えれば、目暮警部はなるほどと言っていたものの疑われていると思ったのか伴場さんは携帯を出し、通話履歴を出し始め、その証拠を松田さんや目暮警部に見せている

「ちょっと拝見しますね。萩原、110番通報された時間は?」

「えーっと...9時21分だよ」

「30分近く時間差があるようですが...」

「し、知らねーよ!」

「あの、それ...電話したの私なんです。先に救急車や消防車を呼ぶのに色々手間取っちゃって...で、でも救急車や消防車が到着した時にはもう手がつけられないぐらい車の中が燃えてたみたいですけど...」

伊達さんは伴場さんから携帯を取り、通話履歴を見て萩原さんに110番通報された時間を問いかけると萩原さんは警察手帳を見ながら時間を答え、目暮警部から30分近く時間差があると言われ、伴場さんはそれは知らないと言っていたが、黙って話を聞いていた蘭ちゃんが通報したのは自分で呼ぶのに色々と手間取ってしまい、救急車や消防車が到着した時にはもう手がつけられないぐらい車の中が燃えていたと言っていた時...

「でもさー、おかしくなーい?普通、車の人が乗る場所って燃えにくい物で作ってあるのに何であんなに燃えてたの?」

「そ、そうね...時々爆発してたみたいだし」

「ああ、爆発したのはスプレー缶だよ。スプレー缶や紙や段ボールが車内に大量にあったようでそれに引火したから、あんなに燃えてたらしいよ」

新一君が運転席とかは燃えにくい物で作られているのにあんなに燃えていたのはおかしくないかと言われ、蘭ちゃんは確かにと言わんばかりの表情で時々爆発もしていたと言っていた時、高木さんから爆発したのはスプレー缶でスプレー缶の他に紙や段ボールが車内に大量にあり、それに引火したらしくあんなに燃えていたとの事

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時

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