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story324 ウェディングイブ20 ページ34

Aside

ウェイターの言葉にサングラスをかけた男性が探偵だと知らず、尾行してもまかれたと言っていた
まあ、相手は公安だしね...(苦笑

「で、でも伴場さん。彼女が謎の男と会っている事を知ってて結婚しようとしてたんですか?」

「普通、本人に確かめるだろ」

「その密会以来、男とは会ってねぇって探偵さんが言ってたし、それに探偵を雇って彼女を調べていたなんて知られたら嫌われると思ったんだよ。お互い養子だって事まで打ち明け合った仲だったから...」

「(伴場さんの言ってた同じ境遇って...)」

高木さんが加門さんが謎の男と会っている事を知ってて結婚しようとしたのかと問いかけると小五郎さんも賛同する様に普通は本人に確かめるだと言っていたが、伴場さんはその密会以来は男とは会っていない事をサングラスをかけた男性に聞き、自分も探偵を雇って加門さんを調べていたなんて知られたら嫌われる事やお互い養子だって事まで打ち明け合った仲だと答えた時、新一君は目を見開いていた
今の言葉で少し分かったかしら...?
でも、まだ謎は解けていないみたいだと思うけど同じ境遇って聞けば分かるかも知れないわね
現にヒロキに調べて貰った内容はこの事も記載されていたし

「まぁ、実際はお互い探偵を雇って」

「相手を探っていたみたいだな」

「俺に依頼してくれりゃあ、こんな優男、探偵だってすぐに突き止めてやったのによ!」

萩原さんと伊達さんが口々にそう言っていた時、小五郎さんが伴場さんに自分に依頼してくれればウェイターの正体が探偵だとすぐに突き止めたと言っていた為、ウェイターは苦笑いを浮かべている
まあ、聞いている私も思わず苦笑いをしてしまったけど(苦笑
チラッと諸伏さんの方を見ると私の影に隠れながらウェイターの様子をチラチラと見つめている様子

「頼めるかよ!お前は有名で顔バレしてるし...後で彼女に紹介するつもりだったしよ...」

「でもなぁ、俺に任せてりゃ彼女も自 殺なんてしなかったと思うぞ?(チラッ(彼女が車の中で火をつけた原因はこの店でのお前のご乱行をこの男が彼女に電話でチクったからかも知れねーんだからな!」

伴場さんは小五郎さんは有名で顔バレしているから頼めなかった事や後で加門さんに小五郎さんの事をキチンと紹介するつもりだったと言っていたが、小五郎さんはウェイターの方を見て自分に任せていれば彼女も自 殺なんてしなかった事や伴場さんのご乱行を加門さんに電話でチクったかも知れないと言っていた

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時

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