story316 ウェディングイブ12 ページ26
諸伏side
Aが毛利探偵と一緒に現場に向かっていった時、俺は目立つ行動はしない様にしている......と言っても俺は組織では死んだ事になっているし、ちょくちょく公安には顔を出しているけどな
俺が無傷のまま公安に現れた時、風見さんや他の部下にはめちゃくちゃ驚かれたが...(苦笑
まあ...それはいいとしてAからあのウェイターの監視を頼まれ、あのメガネをかけた金髪で褐色肌の男が何もしていないか監視をする
やっぱりあいつ...ゼロだよな...?
小さい頃からあいつの事を知ってるし、俺が見間違えるはずがない
Aもかなり疑ってたからな...あいつがバーボンじゃないかと...まあ、外れなら外れで別にいいが...
俺の話はここまでにして...Aは今、毛利探偵と一緒に消火活動を行っている
「初音...初音...初音!大丈夫か!?初音!?初音ーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!」
伴場さんは呆然としながらも加門さんの名前を何度も連呼した後、電話で何度も加門さんの名前を呼び掛けているが、通じなかったらしく携帯を落とし、大声で加門さんの名前を叫んでいた
どうやら、さっきの爆発で加門さんが巻き込まれてしまったのは間違いないみたいだな...それに...もしかしたら加門さんは既に...
その後、消防と救急と警察が現場に駆けつけたが、見覚えのある面子が見えた
うわっ!萩原に松田、それに伊達...!!
まずい...!!俺の顔を見られたりでもしたら...!!
俺はあの三人に見られない様にした
もしバレたりしたら、殴られるのが目に浮かぶからな...(苦笑
諸伏side 終了
Aside
「遺体は黒焦げで現在、歯の治療痕の照合をして貰っていますが、おそらく亡くなったのはこの車の持ち主の加門 初音さんかと」
現場を見てみると外には高木さん、千葉さん、それに目暮警部がいた
高木さんと千葉さんに会うのは久しぶりね...
ふと見覚えのある三人がいたので声をかけた
『どうも、お三方』
「...また巻き込まれたのか」
「悪運強いね〜(笑」
『後でシバいてもいいですか?(黒笑』
「それは止めて!?」
「萩原、Aをからかうのはそこまでにしとけ」
私が声をかけると松田さんが呆れた顔をしており、萩原さんに悪運が強いと笑われてしまった為、私は黒い笑みを浮かべながらシバいてもいいかと問いかければ萩原さんは嫌な予感がしたらしくアタフタしている
............松田さんはともかく萩原さんは相変わらずね(苦笑
そんな様子を見兼ねた伊達さんが萩原さんに注意してくれた
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時