【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART7 (ページ24)

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story314 ウェディングイブ10 ページ24

Aside

新一君の問いかけに小五郎さんがそう答えている
なるほど...ここでは結婚前夜祭と高校の同窓会を兼ねたパーティーが執り行われているのね
その時、蘭ちゃんが「お母さんは仕事で来られなかったけどね」と言っているのが聞こえた
そう言えば...蘭ちゃんのお母さんってまだ会った事がないわね...
一体どんな人なのかしら...？
きっと蘭ちゃんに似た美人さんなんでしょうね...

「じゃあ、A姉ちゃんはあの人とここを予約していたみたいだから普通の客として来ているけど、あのサングラスの男の人もおじさんの同級生？」

「あん？うーん...覚えてねぇな。何しろ20年ぶりだからよ」

「ふーん」

新一君は私達が予約していた事もあって普通の客として来ているからともかくサングラスの男性を見ながら小五郎さんの同級生なのかと問いかけるが、小五郎さんによると20年ぶりだから覚えていないとの事で新一君はあまり納得していない表情だ
ちなみに諸伏さんは伊達メガネをかけているが、新一君に顔を見られない様に顔を背けている
小五郎さんと蘭ちゃんもサングラスの男性の方を見ていたが、小五郎さんが先にサングラスの男性を見るのを止めた時、パリーン!!とコップが割れた音が響き渡り、何事かと思ってその様子を見てみると、どうやら伴場さんとあのウェイターがぶつかったみたいだ
何だかヤバイ雰囲気ね...
と言っても酔っている伴場さんがあのウェイターに絡んでいる様な気がするのは私だけかしら...？

「あのウェイター、よく伴場さんに絡まれるな...なぁ、いくらなんでもおかしくないか？初対面にも関わらず、あんな事するなんて...まるであの二人、お互い何かを知っているみたいな感じだし...(ﾎﾞｿｯ」

『そうですね...(ﾎﾞｿｯ』

諸伏さんも伴場さんとウェイターのやり取りを見てさすがに不審に思ったらしくお互い何かを知っているみたいな感じだと評している
まあ、ここまでになると怪しく感じるわよね...
普通の人から見れば酔っ払っている伴場さんが一方的にあのウェイターに絡んでいる様子だと思うし

「ちょ、ちょっと何してんの!?」

「あっ、いや...い、いきなりこのお客様が殴りかかって来られて...大丈夫ですか？」

「触んな!!(怒」

ウェイトレスが何をしているのかとウェイターに問いかければ、ウェイターは伴場さんがいきなり自分に殴りかかってきたと答えると同時に大丈夫かと言って手を差し出すが伴場さんは何を思ったのかウェイターに怒鳴りながら払い除ける