検索窓
今日:7 hit、昨日:28 hit、合計:105,441 hit

story309 ウェディングイブ5 ページ19

Aside

まあ、一言でも言っておかないと後々が大変だと加門さんは分かってるのだろう
もし私も伴場さんみたいな人とお付き合いしたらこうやって一言言わないと大変なのが目に見えた

「前にも言ったけど浮気なんかしたらただじゃおかねーぞ」

「それはこっちの台詞よ(ウィンク(旦那様」

伴場さんは浮気したら許さないと言うと加門さんはその言葉はそのままそっくり返すと同時に人前でキスしていた
......人前でやるなんて大胆ね
蘭ちゃんと新一君は二人のやり取りを見て顔を真っ赤にしていた
フフッ、そのうちあの二人もお付き合いしたらあんな事をするんでしょうね...

「おいおい...人前でやるか?(照(ボソッ」

諸伏さんは人前でキスした二人に顔を赤らめながら小声でそう言った時、加門さんは笑いながら2時間くらいで戻るから指先に注目して欲しいと言っていた為、伴場さんは短く返事をした後、加門さんはネイルサロンへ向かうべくその場を後にしていた

「付けるのは式の直前にすりゃいいのに...どーせ寝る前に外すんだから」

「あっ、普通ネイルチップって24時間付けっぱなしらしいよ」

小五郎さんがネイルチップを付けるのは式の直前にすればいい事やどうせ寝る前に外すんだからとぼやいた途端、蘭ちゃんからネイルチップは24時間付けっぱなしだと言っていた為、小五郎さんと新一君は驚きを隠せない表情になっていた
まあ、男性ならネイルチップを付けるのなら式の直前にして欲しい事や付けてもどうせ寝る前に外すと言う人が多いから無理もないわね(苦笑

「風呂に入る時もかよ?」

小五郎さんが風呂に入る時も付けっぱなしなのかと蘭ちゃんに問いかければ、蘭ちゃんは頷いている
新一君はどうせ女性はオシャレとかに気を使うから大変だろうと思っているでしょうね...(苦笑

「(ハハ...大変だねぇ、女の人って。それにしても...俺達の後ろにいるあの男女の二人組が気になるな...あの女の人の髪の毛はブロンド...ブロンド!?まさか...Aさんじゃないよな?ハハッ...まさかな...)」

加門さんが立ち去った後、私はコーヒーを口に運びながらチラッと伴場さんとウェイターの様子を伺い、諸伏さんもコーヒーを口に運びながらウェイターの様子を見ている
やっぱりあのウェイター...何処かで会った気がするわ
現に諸伏さんも何処かで聞いた声が気がすると言ってたし
伴場さんは加門さんがいない間、他の女性に絡んでいる様子

「独身最後の夜なんだからさ。もっと優しくしてくれよ...」

story310 ウェディングイブ6→←story308 ウェディングイブ4



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (192 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
445人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月20日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。