story251 名家連続変死事件6 ページ8
Aside
蘭ちゃんの問いかけに服部君が慌てて誤魔化しながら工藤じゃなくて苦労と言ったと答えるも蘭ちゃんは怪訝そうな顔で納得していない表情の一方、小五郎さんは呆れた顔をしていた
フフッ...何だかあの二人、いいコンビじゃないかしら?
二人のやり取りを見た私は面白くて思わずクスクスと笑った
「って工藤、そんな事よりこの隣にいる美人はんは誰やねん!(ボソッ」
新一君の隣でクスクスと笑っていると服部君が小さな声で私の方に向けて指を指しながら誰なのかと問いかけてくる
あっ、そっか...新一君達とは面識があっても私とは初対面だから知らないのも無理はないわね...
『あっ、もしかして新一君のお友達ですか?(ボソッ(初めまして、水城 Aです。よろしくお願いします』
「.........よ、よろしゅーな。A姉ちゃん、敬語はいらんで...(照」
私は簡単な自己紹介をした途端、服部君が何故か顔を赤くしながら敬語は使わなくていいと言ってきた
なら...普段通りの話し方でいいって事よね?
その様子を見ていた新一君が何故かつまらなそうな顔をしている事に気づいた
まさかとは思うけど...服部君に嫉妬したとかじゃないわよね?
まあ、それは気にしないでおきましょ
「何や工藤、めっちゃ美人やないか。俺、一目惚れしてもーたわ!(コソッ」
服部君が新一君に小声で何かを言っている様子なのが分かるが、内容までは聞き取れなかったものの何故か新一君が服部君を強く睨んでいた
何か変な事でも言われたのかしら...?
「...そんな顔すんなや、おチビちゃん」
「(ほら、見ろ...やっぱこーなると思ってた...こうなるんだったらAさんを服部なんかに紹介させるんじゃなかった...しかもあの言葉、イラッとくるし!)A姉ちゃん!」
『どうかしたの?コナン君』
新一君が強く睨んでいる事に気づいたのか服部君がそう言っていた
あの様子だと新一君をからかってるのかしら...?
不思議そうな顔で二人のやり取りを見ていた時、新一君が私の名前を呼んだ為、私は何かあったのかと思いながらも新一君の元へ近づくと新一君が私の服の裾を掴んだ為、彼の目線に合わせる様にしゃがんだ
「Aさん...服部に貴女の事、言ってもいいですか?(ボソッ」
新一君が小声で私の事を服部君に言ってもいいかと問いかけられ、私は答えを言わずに腕を組みながら考え込む
う〜ん...別に話してもいいけど、バレないかしら?
うっかり口を滑らせるのではないかと疑問を浮かべている
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年7月3日 12時