【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART6 (ページ44)

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story287 名家連続変死事件42 ページ44

Aside

「その傷は光明さんが自分でつけた傷ですよ」←小五郎の声

「返り血は注射器で包帯を巻いた顔にかけたちゅー事や。包帯や帽子は秀臣さんの物を使ったんやろな。自分の髪がつかへん様に水泳のキャップを被ったんや」

『ちなみに注射器もキャップも光明さんの部屋で見つけましたよ』

目暮警部の疑問に新一君が光明さんの遺体についていた切り傷は自分がつけたものだと答え、服部君が返り血は注射器で包帯を巻いた顔にかけた事や包帯や帽子は秀臣さんの物を使った事、自分の髪がつかない様に水泳のキャップを被った事を答え、私は帽子を取りながら光明さんの部屋から注射器とキャップを見つけたとみんなに伝える
まあ、頭の水泳キャップは付けたままだけどね(苦笑
ちなみに桃色のカチューシャは上着のポケットに入れたままにしている

「しかし、殺されたのは光明さんなんだぞ。何で彼はそんな事を？」

「恐らく、長門会長を殺す為ですよ」←小五郎の声

「会長を？」

「そうや。共犯者が薬で眠らせた会長をや」

目暮警部が光明さんは殺されたのにも関わらず何でそんな事をしたのかと言う問いかけに新一君は長門会長を殺す為だと答え、萩原さんが再び聞き返すと服部君が共犯者が薬で眠らせたと答えている
どう考えたって光明さん一人だけではできないからね...
彼に共犯者がいたと考えれば妥当だわ

「この事件に共犯者がいたのか？」

『そうです。多分その共犯者がみんなを下の部屋に誘導している間に光明さんが長門会長を殺し、再び部屋に戻る算段だったんです。ですが逆にその共犯者に光明さんは殺害されてしまった...あの時、長門会長と一緒に部屋に残っていた................日向幸さん...貴女にね！』

松田さんの問いかけに私は頷きながら共犯者がみんなを下の部屋に誘導している間に光明さんが長門会長を殺し、再び部屋に戻る算段のはずが、逆に共犯者によって光明さんは殺害され、大騒ぎが起きた日に長門会長と一緒に部屋に残っていた日向さんが康江さんの心に深く傷つけた真犯人だと言って冷たい眼差しを向けると私達の話を黙って聞いていた松田さんと萩原さんは日向さんを見ている

「み、幸さんが...そんな！」

「光明さんはビックリしたやろな。会長しかおらんはずの部屋のベランダにあんたがおって、しかも自分を突き落とすんやから」

蘭ちゃんはショックを受けた様な表情でそう言うと服部君は光明さんは日向さんが部屋のベランダにいて驚いていたはずだと言っていた