【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART6 (ページ42)

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story285 名家連続変死事件40 ページ42

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時刻は7時50分となり、目暮達が日向の部屋へやって来た

「来たぞ、服部君にA君。用って何だね？おや？服部君がいるがA君は？」

目暮は平次とAに呼ばれたらしく用事は何なのかと聞こうとするも目の前にいるのは平次と眠らせている小五郎のみでAの姿が見えなかった為、目暮はAが何処にいるのかと二人に問いかけている

「皆さんを呼んだのは私と平次君ですよ」←小五郎の声

「お父さんと服部君が？」

「俺達を集めてどうするつもりなの？」

目暮の問いかけに答えたのは小五郎の声を出しているコナンで蘭は小五郎さんと平次が呼んだ事に驚いている様子の一方、萩原が自分達を集めてどうするつもりなのかと問いかけていた

「この事件が分かったんや。やっとな。光明さんを殺し、秀臣さんを池に沈めた犯人が」

「おいおい、光明さんを殺したのは秀臣さんだよ。そして池で毒を飲んで自殺したんだ。あの遺書にしたって鑑定の結果、間違いなく秀臣さんの...」

萩原の問いかけに平次でこの事件の真相と光明を殺害し、秀臣を池に沈めた犯人が分かったと答えているも目暮は光明を殺したのは秀臣であり、秀臣は池で毒を飲んで自殺した事と遺書の鑑定結果は間違いなく秀臣のと言いかける前に電話が鳴る

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ...

「で、電話！」

「さあ警部殿、受話器を取って下さい」←小五郎の声

「そうすれば目の前に甦るで。光明さんが柵の上に落ちて死んだ、あの惨劇の夜が」

目暮は電話が鳴った事に驚くもコナンと平次に受話器を取れば光明が柵の上に落ちて死んだあの惨劇の夜が目の前に甦ると口々に言っていた為、目暮は息を呑んだ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ...

「もしもし」

『あっ、目暮警部！水城です』

「何だ...A君か」

『あぁーーーーーーーーーっ!!!!!!!!いきなり何するのよ！』

目暮はそっと受話器を取り、話しかけると電話に出たのは何とここにいないAからだった
電話の相手がAだと知り、目暮が呆れた顔をしていた時、受話器の向こうからAの大きな叫び声が聞こえた

「お、おい！どうした？」

『今、誰かが明かりを消して刃物を...うわぁーーーーーーーーーーっ!?!?!?!?!?!?』

目暮はどうかしたのかとAに問いかけるとAは誰かが明かりを消した刃物をと言いかける前に何者かに襲われたらしく再び大声で悲鳴を上げていた為、この悲鳴は尋常ではないと感じ取った松田は目暮が持っていた受話器を素早く奪い取っていた