【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART6 (ページ41)

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story284 名家連続変死事件39 ページ41

Aside

「ホンマに何でお前、何で気いつかへんのや？お前、東の名探偵ちゃうんか!?」

「バーロー！オメーだって西の...」

服部君が新一君に東の名探偵の癖に何で気づかないのかと言うと新一君がそう言う服部君も西のと言いかけた時、二人はある事に気づいたみたいだ
その様子を見た私は静かに微笑む

「待てよ...」

「何であの人...」

「なるほどな...」

「そう言う事かいな！だからA姉ちゃん、この事にすぐ気づいたんやな！」

『二人共、分かったみたいね。打ち合わせ通り、10分後に始めましょ？』

新一君と服部君が顔を合わせながらそう言った後、どうしてあの人があんな事を言ったのかと疑問を浮かべていたが、事件の真犯人と事件の真相が分かったと言った後、服部君が私の方を見てこの事にすぐに気づいたのかと言っていた為、私は頷きながら打ち合わせ通り、10分後に始めようと声をかければ二人揃ってコクンと頷く
服部君が買ってきた物を持っており、ふと視界にポットが入った為、見てみると何故かコンセントが抜かれていた
あら？何でコンセントが抜かれてるのかしら...？
このポット...何か妙ね
新一君がその事に気づいたのかポットへ近づき、中身を見て何を思ったのか目を伏せていた為、私は新一君があの事を思い出してしまったかと思い、静かに目を細める

「どないしたんや？二人共」

「なぁ、服部、Aさん。二人は人を殺しちまった事あるか？」

「あ？」

服部君が私達の様子に気づき、どうかしたのかと声をかけた時、新一君は目を伏せたまま私達に人を殺した事はあるかと問いかけてきた為、服部君は思わず声を漏らしていた
......やっぱり、新一君は成実さんの事を思い出しちゃったのね
でも成実さんはキチンと生きてるけど新一君の前ではとてもじゃないけど言える訳がないわ...

『組織の命令なら人を殺した事はあるけど、それ以外はないわ。ただ......見殺しにしてしまった事はあるわよ？7年前、私の友達を...嫌でも思い出してしまうわ...彼女の悲しげな微笑みをね...そんな私も...殺人者と変わらないわ』

「......(Aさん...7年前に何があったんだ？)」

私は窓の外を見ながら物静かな声でそう言うと新一君と服部君は何を言えなかったのか言葉も出ない様子だった
あっ...！すぐに気持ちを切り替えなきゃ...！
その後、私達は事件の再現をする為にそれぞれの役割を新一君と服部君に任せ、私は秀臣さんに扮した光明さんの役をやる事になった

Aside 終了