【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART6 (ページ34)

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story277 名家連続変死事件32 ページ34

Aside

『そうね。何か証拠があるかも知れないし』

「え？」

新一君の言葉に私も何か証拠があるかも知れないと思い、新一君の元へ行こうと決め、ボーッとしている服部君を置いて走る
その後、私達は信子さんの部屋へと到着
見張りは遅れて来た服部君に任せた

in信子の部屋

私達は信子さんの部屋に何か手がかりがないか、探し回っていた
何かあればいいんだけど...まあ、そう簡単に見つかったから苦労しないわよね(苦笑

ｶﾁｬｯ

「おい工藤、A姉ちゃん。エエんか？これやったら泥棒と変わらへんで」

「へーきへーき！」

『大丈夫よ。何かないか探すだけだもの』

ドアを開けたのは見張りをしていた服部君で私達にこんな事をしていたら泥棒と変わらないと言われるも私達は口々に大丈夫だと言って再び手がかりを探し回る
まあ、私の裏の顔はシグナスと言う名の世界的に有名な大怪盗だし、誰にも言える訳がないけど...(苦笑

「(お前ら...へーきへーきとか大丈夫ってなぁ...(汗)うわっ！で、で、電話や。ど、どないしよ？(汗」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ...

服部君が呆れた顔をしていた時、信子さんの部屋にある電話が鳴り出してしまい、慌て始めてしまうが私は気にせずに電話の方へ向かう

「Aさん、まさか...そのまま電話に出るつもりじゃ...！」

『ｺﾎﾝ)はい、信子ですが』←信子の声

新一君も何処か焦った様な表情をしているが私は気にせずにコホンと咳払いをした後、電話の受話器を取り、電話の相手に話しかける

「(この姉ちゃん、自分の声を信子さんの声に変えるなんて...ただ者やない...何者や？)」

「(Aさん、スゲー根性してるな...(苦笑)」

『で？何のご用ですの？』←信子の声

「2日前、僕ん家の留守番電話に酔っぱらってメッセージを入れただろ？」

新一君の服部君の視線を気にせずに信子さんの声を出しながら声をかけると電話の相手は男性で信子さんの友人だと確信したと同時に2日前に男性の家に留守番電話に酔っ払ってメッセージを入れたと言われた
2日前...!?私は一瞬だけ目を細めた後、男性に2日前のいつなのか話しかける

『2日前のいつ？』←信子の声

「なんだ忘れちゃったのかい？夜の10時前から延々30分間、間髪入れずに何度も何度も」

私が問いかけている間、新一君と服部君が傍に来て新一君にも聞こえる様にとしゃがめば二人揃って受話器の傍で耳を傾けている
どうやら信子さんはこの男性に夜の10時前から30分間かけていた事は間違いなさそうね