【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART6 (ページ20)

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story263 名家連続変死事件18 ページ20

Aside

「犯人を見たんは午後10時過ぎ。ちょうどみんなで3階にある会長ハンの寝室に集まっとった時や」

「みんなと言うのは？」

『長門会長の寝室にいた私と小五郎さん、服部君、蘭ちゃんにコナン君。そして執事の武さんと康江さんの7人です』

服部君の言葉に萩原君が問いかけると小五郎さんが答える前に私が長門会長の寝室にいたのは自分、小五郎さん、服部君、蘭ちゃん、新一君、武さん、康江さんの7人だと答える
武さんと康江さんは私達と一緒に行動していたから犯行はできないとすぐに分かるしね

「その7人が部屋から出た後、あんたは？」

「寝室に残って会長のお傍に...」

武さんと康江さんが私達と一緒にいた事を聞いた松田さんが後を追いかけなかった日向さんに何をしていたのかと問いかければ日向さんは寝室に残って長門会長の傍にいたと答えている

「うーん...だけど犯人がベランダから逃げる為にあんなフック付きのロープを用意していたとはね...」

「犯人がアレを使うたんは間違いないやろな。俺が警備員らと外から待った時、まだ揺れとったし」

萩原さんがベランダを見ながら逃走するのにフック付きのロープを用意していたと呟くと服部君が犯人が使ったのは間違いない事と自分が警備員達と外から待っていた時にはまだ揺れていたと言っていた時、萩原さんは服部君の方を静かに見つめていた
どうやら私達以外にも口を出している人間が他にもいた事が気になったみたいね...
まあ、この人達は目暮警部達と違って鋭いし、気になるのも無理はないわ...

「で、問題の秀臣さんは？」

「それが...何処にもいらっしゃらないんです。警察の方が来られるまで皆さんと探したんですが...」

「犯人は秀臣さんで決まりですな」

「そ、そんな！」

目暮警部が武さんに秀臣さんは何処なのかと問いかけるも武さんは秀臣さんが何処におらず目暮警部達が来るまで探していたと答えた時、小五郎さんが犯人は秀臣さんで決まりだと言っていた為、日向さんは悲しそうな表情になっていた
ちょっと...犯人は秀臣さんじゃないわよ(苦笑
小五郎さんの駄目な所は犯人をすぐに決めつけちゃう所ね...(苦笑

「えーっ...とにかく凶器の刃物も犯人が着けていた包帯と帽子も見つかっておる。それを調べれば...」

「ねぇ！」

目暮警部が凶器の刃物と犯人が着けていた包帯と帽子が見つかっている事でそれを調べればすぐ分かると言いかけた時、新一君が口を挟んだ為、目暮警部は何事かと思って新一君の方を見る