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story173 ピアノソナタ『月光』殺人事件4 ページ27

Aside

『それによく見て下さい。消印はこの月影島になってます』

「あっ、本当だ」

「だからきっと、この島の誰かがおじさんにその麻生 圭二って人のこと調べて欲しいんだよ」

物静かな声で消印が月影島になっている事を言えば、蘭ちゃんは手紙の消印を見て本当だと驚いていると新一君はこの島の誰かが小五郎さんに麻生さんの事を調べて欲しいのではと言う
きっと誰かが麻生さんの名前を騙ったのね...
何の目的かまでは知らないけど...

「しかしなぁ...当の本人が亡くなっちまってるんじゃ...」

「じゃあ、その麻生さんの友人だったって言う村長さんに会って話を聞いてみようよ」

小五郎さんが本人が亡くなっているのなら分からないと言うが、蘭ちゃんが麻生さんの友人だったこの島の村長に会って話を聞いたらどうかと提案した

「そうだな。確か、村長は公民館にいるって...」

『では公民館に行きましょう。もしかすると何か分かるかも知れませんし』

「Aちゃんの言う通りだ。よし!公民館に行くか!」

小五郎さんはその提案に賛成し、職員から村長が公民館にいると言った時、私は公民館に行けば何か分かるかも知れないと言うと小五郎さんが公民館に行こうとしていた時...

「ケン太君、ちゃんと暖かくして寝るのよ」

白衣を着たポニーテールの女性がケン太君と呼んた男の子にそう言っているのが聞こえる
その後ろ姿を見た私はマサチューセッツ工科大学に在籍していた頃、色々とお世話になった【ある先輩】と重ねてしまった
............フッ、どうして今になってあの男性(ひと)の記憶が出てきたのかしらね
彼はもう亡くなっているのに...

「うん!じゃあ、バイバイ!【成実先生】」

「うん。バイバーイ!」

ケン太君と呼ばれた男の子はポニーテールの女性の事を【成実先生】と呼んで別れた後、成実先生と呼ばれた女性も手を上げながらその後ろ姿を見送っていた
もしかして、この人も月影島の住民かしら...?
とりあえず聞いた方が早いわね
蘭ちゃんは一足先に成実先生と呼ばれた女性の元へ駆け寄りながら声をかけ、公民館が何処にあるか分かるかと聞いている

「ああ、公民館ならあそこの角を曲がった突き当たりにありますけど...もしかして本土からいらしたの?」

「はい、東京からです」

どうやら公民館の場所はあそこの過度を曲がった突き当たりにあるとの事で成実先生と呼ばれた女性が私達に東京から来たのかと問いかけてきた為、蘭ちゃんは頷きながらそう答える

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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