検索窓
今日:46 hit、昨日:87 hit、合計:199,043 hit

story171 ピアノソナタ『月光』殺人事件2 ページ25

Aside

ちなみにおばあちゃん...水城 めぐみと言うのは私の父方の祖母に当たる人だ
どんな人物なのかと言うと水城財閥の令嬢でありながら少女時代にはファッションモデル・デザイナー・ピアニスト・女優をやっていた過去を持ちつつ情報提供者として活動していたし、気づかれない様に表向きは水城商事・水城エレクトロ・水城不動産の会長と水城ビューティー社長・美容総合会社社長・パリブランド社長を兼任していたスーパーエリート
しかし残念ながら2年前に病死してしまった
あっ、話が大きくそれちゃったわね...また話を戻すわ

麻生 圭二が12年前に亡くなったと聞いたおばあちゃんはショックを受けて寝込んだって連絡もあったし
まあ、自分の教え子が死んだなんて聞いたら誰だってショックを受けるわよ...
それと12年前...当時私がアメリカのマサチューセッツ工科大学に入学した年齢だ
12年前にそんな出来事があったなんて最初は信じられなかったけどね...
気になって詳しく調べてみたら、麻生 圭二は12年前に村の公民館で演奏した後、自分の家族を連れて家に閉じこもり、家に火を放ち、そして妻と娘を刃物で惨殺後、自身も火が燃え盛る中でピアノソナタ『月光』を演奏し続けながら死亡したとの事
何か、おかしいのよね...
何もなければ普通は自分の家族を殺すかしら...?
赤の他人がその人やその人の家族を殺すのなら話は別なんだけど...
どう考えても一家心中ではない事が分かる

「いいじゃない。Aさんも来てくれたんだし、孤島でのんびりできるんだから。ねぇ、コナン君?」

「うん」

しばらくその事を考え込んでいた時、蘭ちゃんが私も来てくれた事や孤島でのんびりできるのならいいと言った後、新一君に問いかければ新一君も返事している
こうして私達を乗せた船は月影島へと進んでいった...

ボォーーッ←船の汽笛

カァ カァ カァ カァ←カラスの鳴き声

in月影島 村役場

船が月影島に到着し、私達は最初に依頼人がここにいるか確認するべく村役場に行く事になった

「う〜ん...いませんねえ。この島にそんな人は」

小五郎さんは麻生 圭二と言う人物からの依頼で来た事を話すも村役場の若い職員が住民名簿を見ながらいないと言っていた
やっぱり...彼は12年前に亡くなっているからね
それに...小五郎さんに電話をした麻生 圭二と名乗った依頼人は小五郎さんが名探偵である事を知っていた
何故かしら...?彼は12年前に亡くなってるはずだから小五郎さんの事を知るはずがないわ

story172 ピアノソナタ『月光』殺人事件3→←story170 ピアノソナタ『月光』殺人事件


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (165 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
444人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。