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story164 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド76 ページ18

Aside

千間さんは私達の話を無言で聞いた後、新一君の方を見ていたので新一君はただ苦笑いを浮かべるだけ

「さて、問題はここからどうやって脱出するか...」

茂木さんは腕を組みながらそう言っていた時、バババババと音が聞こえてきた
この音は...ヘリコプターね

「あら?何の音?」

「あぁ。多分、僕が呼んだ警察のヘリの音です」

「呼んだ?」

槍田さんの問いかけに探君は自分が呼んだ警察のヘリだと答え、茂木さんは呼んだと聞き返す

「ワトソンがアンクレットに取り付けた手紙を夜明けと共に崖下に待機させていたばあやの車に届けてくれたんでしょう。よかった。他の車と見分けがつく様に×印をつけておいて」

「それならそうと早く言ってよ!」

「あーんな猿芝居させやがって!」

『まあまあ...ヘリを呼んでくれただけでもよかったと思いますよ(苦笑』

探君が鷹のワトソンがアンクレットに取り付けた手紙を夜明けと共に崖下に待機させていたばあやと呼ばれる人物の車に届けてくれた事や他の車と見分けがつく様に×印をつけておいてよかったと言った途端、槍田さんと茂木さんが口々に文句を言い始めた
私は苦笑いを浮かべながらヘリコプターを呼んだだけでもよかったからと言いつつ三人を必死に宥める
でも、別の音が聞こえたのよね...
ヘリコプターじゃなく、別の音がね...

「(いや、ヘリだけの音じゃない。何かが崩れる様な音が混ざってる...まさか!)」

何とか三人を宥める事に成功し、トイレで眠らせていた蘭ちゃんとメイドさんを起こして、全員で警察のヘリコプターに乗り込む
この事を松田さんや萩原さんに知られたらヤバいわね...(苦笑

「結局、来なかったのね。怪盗キッドと怪盗シグナス」

「あら、来て欲しかったの?」

「あっ、いえ!キッドじゃなくてシグナスだけは来て欲しかったなーっと思いまして...」

ヘリコプターに乗り込んだ直後、蘭ちゃんがキッドとシグナスはここに来なかったと言うと槍田さんに来て欲しかったのかと問いかけられ、蘭ちゃんは慌てながらもキッドじゃなくてシグナスには来て欲しかったと答えていた
そう言えば...園子ちゃんはキッドとシグナスのファンで蘭ちゃんはシグナスのファンだったわね...
シグナスの顔立ちが綺麗とか何とかって...
あまり興味なさそうにしていた蘭ちゃんがシグナスのファンと聞いて私は凄く嬉しかった
だって私、シグナス本人だからね(笑
ちなみに私は茂木さんと小五郎さんの間に座り、探君に席を譲って貰いました

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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