【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART4 (ページ14)

今日:5 hit、昨日:21 hit、合計:196,990 hit

story160 集められた名探偵！工藤新一VS怪盗キッド72 ページ14

No side

「隠された宝が見つかれば皆殺しにする気だったんだ。40年前、あの大富豪・烏丸蓮耶がやった様にな。ピアノに書かれた血文字の最後に名前があったよ...【千間恭介】って。あれは多分...」

「私の父の名前だよ」

コナンは40年前、烏丸蓮耶がやった様に隠された宝が見つかれば皆殺しにする気である事やピアノに書かれた血文字の最後に【千間恭介】と言う名前があった事を話しかけたが、千間がコナンの話を遮りながら自分の父親の名前だと明かす
千間の父親と聞いたコナンは千間の方を向いた

「考古学者だった父がこの黄昏の館に呼ばれたのは40年前...100歳を越える大富豪が母親から受け継いだ館に財宝が隠されている手がかりを見つけ、自分の命が尽きる前にその宝を探してくれと言う話だった。とても割りのいい仕事らしく毎日手紙と一緒に大金が送られてくるから私も母も喜んでいたけど半年後、手紙もお金もバッタリ途絶え、行き先を教えなかった父は行方不明。その真相が分かったのは父から最後に送られてきた手紙を明かりにかざした時だったよ。手紙に針で穴を開けた父の字を見つけたのはね。そこには宝の隠し場所を示した暗号の事、父の他にも学者が大勢呼ばれている事。そして死期が迫り、業を煮やした烏丸が見せしめの為に学者達を館内で殺害し始めた事が書いてあったよ。例え宝を見つけても自分は命がないとね」

「その事を警察には言ったのか？」

「いや、針の字に気づいたのは20年も経った後だったし、その頃は蓮耶も亡くなり、館も人手に渡っていたからね。その話を2年前につい大上さんにしてしまったのが事の始まりだよ。彼は早速、この館を見つけ出し、目の色を変えて宝探しを始めた。けど結局、暗号は解けずじまい。多額の借金までしてこの館を購入し、引っ込みがつかなくなった彼はある日、こう言い出したんだよ。「名探偵や有数な頭脳を持つ天才少女を集めて解かせよう。探偵達や有数な頭脳を持つ天才少女を釣る餌は怪盗キッドと怪盗シグナス。奴等を招待主にして命懸けのゲームを仕掛けるのだよ。ワシとあんたが途中で殺された様に見せかけてな...そうだ実際にメイドでも殺害しようか？本当に命がかかっているとなると本気にならざるを得んからな。なーに？罪は全てキッドとシグナスが被ってくれるよ」...ってね」

コナンはその事を警察には話したのかと問いかけると千間は針の字に気づいたのは20年も経った後でその頃は烏丸も亡くなり、館も人手に渡っていたと答えた

story161 集められた名探偵！工藤新一VS怪盗キッド73→←story159 集められた名探偵！工藤新一VS怪盗キッド71